大会2日目
正直、第1試合は興味がなかった。それでも9時前に起きたのは、性(さが)のようなものである。
それにしても、第1試合は締まりのない試合だった。今治西は、よく四国大会で明徳義塾に勝ったもんだ。
第1試合の実況は森中アナであった。「ファールテリトリー」などキザな実況は相変わらずだが、実況のうまさは流石だった。しかし、乱戦となった試合での起用は、宝の持ち腐れという感じがした。
同僚のしかめっ面のお兄さんの母校は今治西である。しかめっ面のお兄さんは、初戦の相手を大阪桐蔭とだと勘違いして吐いていた。
で、先日、わしが、「同じ桐陰でも、大阪桐蔭ではなく、21世紀枠の桐陰ですよ」と言ったら、安堵の顔を浮かべた。
まじで桐陰と大阪桐蔭では大違いだ。桐陰が石原さとみ並みのかわい子ちゃんとしたら、大阪桐蔭はダンプ松本のようなデブスである。
桐陰は、夏の予選で智弁和歌山の餌食になろう。そうした面からすれば、甲子園でプレーできたのは選手には幸運であった。
しかめっ面のお兄さんも、「21世紀枠はファジーだよね」と言っていた。それは、誰もが思っていることである。
静岡の主軸に左バッターが多いので、立命館宇治の左腕を打てるかと思っていたが、ツーチャンスを生かした。立命館宇治の左腕も、強打の静岡相手に、あれだけ四死球を与えたらダメよ。
静岡の勝因として、2年生エース・村木の好投が挙げられる。村木が大会前の懸念通りの不安定なピッチングだったら、静岡の勝利はなかったかもしれない。もっとも、立命館宇治打線がかわい子ちゃんだったが…。
確かに、静岡打線は強力だと思った。が、ベースボールマガジン社の選抜ガイド号の「破壊力は、静岡県勢21世紀最強と言えよう」には異議を唱えたい。
わしは、酒井、町田、前田、中川、伊藤、上嶋らを擁した2008年の常葉菊川打線の方が上だと思う。
今日の「選抜球春譜」で、77年選抜で準優勝した中村高校の活躍が紹介された。その中で、準々決勝の天理戦での勝利がクローズアップされていた。
天理との試合で、中村が勝つとは誰もが思わなかったであろう。なにせ、鈴木康友らがいた77年の天理は、「ここ数年の天理で最強のチーム」と言われ、優勝候補筆頭だったからである。その試合で吐き死んだ博徒は数知れまい。
第3試合も、結果的には5点差がついた。明日こそ接戦が見たい。そう思わなくとも、龍谷大平安−浦和学院は、ロースコアの接戦になろう。
打線が弱いとされていた木更津総合は、岡山理大付の西山を打ち込んだ。とはいえ、静岡−木更津総合は、静岡打線と木更津総合の左右の2投手の対決となる。むろん、ライブで見る。
第3試合を見ていたら、中小の不動産屋から正式決定の電話が入った。これで肩に荷が降りた。4月からティップネスに通おうと思う。
しかし、大手の不動産会社は、何をやっているんだ。そこ1本で勝負していたら、選抜を上の空で見ているところであった。
照の富士−豪栄道と白鵬−日馬富士は、ともに面白かった。久々に相撲で力が入ったわ。
照の富士としては、安牌の魁聖に負けたのが全て。少なくとも相星でないと、白鵬の優勝を阻止できんわな。
照の富士は、新三役になって3場所で大関になるんじゃないか? 逸ノ城を凌駕する存在になったことは確かである。
明日、大手の不動産会社に断りの電話をしないとならない。それがハガい。
ともかく、今日は枕を高くして寝て、明日も9時前に起きる…。
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