大会3日目
今朝は、不覚にも目覚ましに助けられた。もし目覚ましを9時にセットしていなかったら、平沼の怪投を見られなかったかもしれない。
それにしても、平沼の球の切れは抜群だった。相手の奈良大付打線がかわい子ちゃんであることを差し引いても、付け入る隙きを全く見せなかった。
ただ、打線は昨夏ほどの迫力はない。それはガイド号通りであった。
奈良大付は、「何度も夏の奈良予選で悔しい思いをしてきた」と紹介された。そりゃ、天理と智弁学園がいれば、予選を勝ち抜けんよ。
第1試合の実況は、名アナの誉れ高い秋山アナであった。その美声、実況の的確さが他のアナとは一線を画しているのを再認識した。
なぜ、秋山アナを高校野球中継の常連にしないのか? NHKに文句を言いたい。
秋山アナに比較して、解説の広岡資生は滑舌が悪い。叔父の広岡達朗氏の嫌味・皮肉が満載だった解説とは好対照である。
第2試合は、仙台育英の圧勝だった。この試合では佐々木監督の強攻策が実ったが、次の敦賀気比戦は、そうはいかんぞ。送るべきところを送らないと、平沼から容易に点は取れまい。
とはいえ、佐々木監督の言うように、打線は2年前より上だ。1番から7番まで打てるバッターが揃っている。
佐藤世那は、それなりにピッチングをまとめた。今日の試合で完投したことで、試合勘を取り戻したのは大きい。
3回だったか、佐藤世那の投球が154kmと表示された。それは誤表示だったと思われる。それほど速く見えなかったし、他のストレートは140km前後だったからな。
仙台育英にとって、次の敦賀気比戦は、優勝へ向けて大きな関門になる。2点を巡っての攻防になるのではないか?
第3試合は、今大会、初めての熱戦であった。わしは投手戦が好きなので、高橋と江口の投げ合いを堪能させてもらった。
浦和学院の江口の出来が素晴らしかったとはいえ、如何せん、龍谷大平安打線がかわい子ちゃんだった。昨年のチームの打力を特Aとすれば、今年はCなのは否めない。
平安愛に生きる原田監督としては、2期連続で埼玉勢に負けたのは悔しかろう。大会一の左腕・高橋を擁していただけに、その気持ちはわかる。
抽選が行われた翌日のゲンダイが、「1回戦で残る高校、散る高校」を掲載した。龍谷大平安−浦和学院は、「龍谷大平安が残る」としていた。
しかし、それは責められない。実際、どっちが勝ってもおかしくなかったからな。
浦和学院の江口が今日の調子を維持すれば、大きく勝ち進めるだろう。決勝進出の可能性は十分にある。
明日は出勤である。雨だと休むおっさんに結果を言わないように釘を刺しておかんとな。ったく、うざったいおっさんだ。
明日も含めて、あと4回の出勤でカラータイマーが消える。ゾフィがいないのは書くまでもない…。
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