血は水より濃し

 
 プー太郎生活、23日目。柏原芳恵・
「春なのに」、プー太郎である。

 今日はティップネスが混んでくさった。明日が閉館日だからか? 

 8つある岩盤浴が1つしか空いていなかった。引きがクソ弱いわしが、よくその1つにありつけたものである。

 昨日、書かなかったが、温度が低かった左側の岩盤浴は、わしの3連敗中に直っていた。岩盤浴を使っている奴らよ、わしが目安箱に
「岩盤浴の温度が低い」と投じたことを有り難く思え。

 弟と電話で昨日の井岡の試合の感想戦をやった。弟はレベコの練習を見て、
「絶対に勝てない」と思ったそうだ。

 確かに、レベコは強かった。だが、昨日は井岡の出来が良すぎた。

 それに、レベコにとって井岡は相性の悪かった相手であった。懐が深く、フットワークがいい。かといって、決してアウトボクシングでなく、強いパンチが数多くあった。

 なのに、2−0と僅差の判定だったことに関して弟は、
「井岡の踏み込みが足りなかったとジャッジに見られたから」と言っていた。確かに、アグレッシブさも採点のポイントになるからな。

 それにしたって、ドローとした奴がいたのが信じられぞうだ。昨日のジャッジは、ユナニマス・デシジョンが然るべきだったと思う。

 昨日の井岡の出来だったら、昨年、一敗地にまみれたタイ野郎に勝てるのではないか? 早くタイ野郎とのリ・マッチが見てぇ。

 弟に、
「昨日は残業しなくて良かったのかよ?」と聞いたら、「昨日はノー残業デーだ。ノー残業デーでなくても、ボクシングやサッカーの日は早く帰る」と答えた。

 おめぇ、いちおう全体の奉仕者の管理職だろうが。そういうこっていいのか? 

 その辺は、血は水より濃しだな。少なくとも、エゴス怪人の弟より使える。

 ちなみに、弟は、部下の出前を認めているそうだ。それでも、出前無法地帯だった前の職場ほど甘くはないだろう。

 しかし、ヤクルト、打てん。やはり、ミレッジとバレンティンがいないのが致命的だ。

 その2人がいたら、1番・山田、2番・川端、3番・ミレッジ、4番・バレンティン、5番・雄平、6番・畠山と、重量打線が組めるのだが。その代わり、外野の守備がザルになる。

 明日、ヤクルトが勝てる気がしねぇ。小川が読売打線を2点以内に抑えないと、ヤクルトに勝目はない。

 明日は、鍼の名人の所に寄ってから神宮球場に駆けつける。神宮球場の露と消えるような嫌な予感だ…。

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