男4人集まれば…
プー太郎生活47日目。風薫る5月も、わしには、わしの死臭しか薫って来ねぇ。
今日は沈黙相撲の横綱らと5時から飲みだったので、ティップネスに早く参上した。しかし、シューズを吉野家に置き忘れたせいで筋トレができなかったのはハガかった。
それでも、岩盤浴、ジャグジープール、水泳用プール、サウナ、風呂を利用したのだから、十分に元は取った。
今日、集まったのは4人。わし、沈黙相撲の横綱、モノホン君、マイノリティ。男が4人集まれば、やることは1つよ。
沈黙相撲の横綱は、明日は8時から仕事だそうである。プー太郎のわしからすれば、お気の毒様の一言しかない。
万年青年だった沈黙相撲の横綱も、白髪が増えた。「歳月、人を待たず」を実感したわ。
幸い、わしに白髪はない。楽な職場で楽な仕事をしてきたからであろう。
マイノリティは、白髪の部分染めをしているそうである。定期的に床屋に行かないと、とんでもないことになるくせぇ。
あに? 「トマトやキュウリが品種改良されて美味しくなった」だと? 「だから、わしやモノホン君も食えるかもしれない」だと?
それはあり得ない。トマトやキュウリの分子構造が変わるわけではないのだからな。それにはモノホン君も同調した。
モノホン君にとって、トマトは大敵である。だが、トマトケチャップはOK。それは、わしも同じだ。
飲み屋で卵焼きを注文したら、キャベツとマヨネーズが同じ皿に盛られてきた。我々にとってマヨネーズが世界チャンピンであることで意見が一致した。
マイノリティも、「マヨネーズが世界チャンピン」と言った。これだけマヨネーズが嫌いな奴が多いのだから、マヨネーズをこの世から抹殺しないといかん。
モノホン君は、「わしはネギは余裕」と言ったら、心底、驚いていた。
わしを甘く見てもらっては困るな。ラーメンにネギをトッピングすることもあるんじゃい。
しかし、モノホンがおでんの大根が好きだというのは納得いかん。わしは、豚汁の大根なら問題ないが、おでんの大根はアウトなのである。
というわけで、ネギとおでんの大根で痛み分けだ。まさに両者リングアウトである。
犬を飼っているモノホン君とマイノリティに、いろいろと聞いてみた。2人とも世話が大変だと言っていた。
やはり、わしが犬飼小次郎になるのは無理か? まだ時期でないことは確かだろう。
飲み屋のすぐそばに雀荘があったので、沈黙相撲の横綱を拉致した。ルールとレートは、競馬がヘタクソな奴らとのクソ麻雀と全く同じにした。
今更、東南戦など、やってられるか。赤なし麻雀もあり得ん。
結局、東風戦を5局やった。トップ1回、2チャ2回、3チャ1回、ラス1回か。浮いたことは浮いたが、最後の回が納得いかん。
東3局で4万点を超えるトップだったところ、沈黙相撲の横綱がモノホン君に6400を打って、残り500点になった。
こうなったら、沈黙相撲の横綱を飛ばすだけ。ところが、イーシャンテンだった中盤にを打ったら、沈黙相撲の横綱のピンフ・三色・赤1に打ち込んでしまった。
そして、沈黙相撲の横綱が親になったオーラス、沈黙相撲の横綱が見え見えのチートイ・リーチを早い巡目に掛けた。
チートイなので、端牌や字牌を警戒した。ところが、モノホン君のが当たった。
「リーチ・タンヤオ・チートイ・ドラ4」だと? モノホン君は吐き倒れた。
それでも、わしが沈黙相撲の横綱をわずがにリードしていた。
次局、早逃げを目論むわしは、安牌を持たずに手を進めた。そしたら、7巡目にモノホン君からリーチが掛かった。
そんなもん、自分の都合で打つしかない。が、が一発で当たり、沈黙相撲の横綱は、残り500点のところからトップを取ったのであった。
今日は、沈黙相撲の横綱にかなり手が入っていた。四暗刻も張ったしな。
わしにとって惜しかったのは、4局目の親のダブリーである。クソ〜、天和にならんか。
待ちは、とのシャボだったので、余裕で出ると思った。そしたら、沈黙相撲の横綱から4巡目にが出た。
もしマイノリティが一発目で自分が持っているをを切らなかったら、を一発で打ち込んでいたそうである。つまり、沈黙相撲の横綱は、全体についていたわけだ。
逆に、マイノリティはハマっていた。東風戦の1局目、親のわしのチートイ・ドラドラの待ちリーチに、の暗刻落としで一発で打ち込んだのが全てであった。
モノホン君も、ついていなかった。リーチ合戦で、あまり勝てなかったからな。
今日は久しぶりに沈黙相撲の横綱に会ったし、麻雀もプラスだったので、有意義な会合だった。やはり定期的に人と接しないと、プー太郎生活はきつい。
というわけで、お三方、お疲れ様。わしと会うとは、麻雀がセットであることを肝に命じておくようにな。
明日、吉野家にシューズがあるだろうか? どうにも、ある気がしねぇ…。
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