犬が麻雀を打つ
プー太郎生活52日目。もう際限なしだ。
午前中、ティップネスに行く準備をしていたら、玄関をノックする音が聞こえた。そう、犬が麻雀を打つ麻雀漫画・「無法者」が送られてきたのである。
言っとくが、荒唐無稽な内容じゃないぜ。なんたって、原作者が来賀友志だからな。
来賀友志は、知る人ぞ知る、麻雀作家の大家である。ただし、業界の評判は良くないくせぇ。それは、競馬がヘタクソな奴から聞いた。
経験上、評判が悪い人間で、いい奴という例はない。ということは、来賀友志も嫌な奴なのか?
来賀友志は、かつてスカパーのモンドチャンネルにおける麻雀プロ対局で、司会進行をやっていた。わしは、来賀友志の司会進行ぶりは好きだった。
来賀友志の司会進行で最も印象に残っているのは、伊藤優孝が四暗刻単騎をツモった時の絶叫である。その時、伊藤優孝は、ドラ表示牌のをツモり上げた。
「あっ!! ツモりました!! 引きが強い!!」 そりゃ、そういう実況になるわな。
伊藤優孝は、なぜか地獄待ちの単騎でなく、単騎に受けた。そしたら、その直後に安牌としてを抱えていた安藤プロがピンフをテンパって、を打った。
実況の来賀友志は、「安藤、九死に一生を得ました」と嘆息した。
が出た時、伊藤優孝は吐き倒れただろうな。それでも、をツモり返すところが、伊藤優孝が死神と言われる所以である。
20年ぶり以上に「無法者」を読んだが、すこぶる面白かった。今度、競馬がヘタクソな奴に貸してやるか。
そしたら、お前より犬のジョーの方が強いことがわかろう。ちったぁ、ジョーの打ち筋を勉強するんだな。
ジョーは、少なくともアホ後輩より賢い。「少なくとも」という表現では、ジョーに悪いか。
犬が麻雀を打つのはいいとして、発声の時、どうするんだ? 犬の鳴き声じゃ、「ロン」か「ポン」か、わからねぇ。
そういうのを抜きにしても、「無法者」は傑作である。アホみたいに麻雀漫画を読んできたわしが言うのだから間違いない。
アホみたいに麻雀漫画を読んできたか…。今まで最も吐いた麻雀漫画は、大金を賭けている主人公がボロ負けしていて、最後の局のオーラスの親での配牌も最悪だった漫画である。
そうでどうなったかというと、主人公が、「親が打たなきゃ始まらねぇぜ」と言って、3日3晩、第一打を切らず、対戦相手が、「負けたぜ」と言って、体力が尽きて倒れ込んだのである。
あんだ、そりゃ。そんなもん、「お前が切るまで寝ているからよ、打ったら起こしてくれ」って言って、寝て待っていればいいじゃねぇか。
それより、賭けに関係のない他の2人が大迷惑だ。巻き添えもいいところである。
そんな漫画、編集の段階でボツだよ。麻雀漫画全盛期だったから許されたのだろうが、今なら余裕で突っ返される。
やっぱ稀勢の里、ダメだ。と思ったら、白鵬が負けた。
これで優勝争いが混沌としてきた。こういう時に相撲君と相撲の話ができないのはハガい。
野郎の戯言など聞きたくないので、結びの一番が終わって、すぐにテレビを消した。野郎の解説がうまいのは認めるがよ、来賀友志と同様、弁が立つ奴は信用ならない。
今日は、「無法者」が早く読みたくて、筋トレをブッチしてしまった。だったら、「『無法者』を読んでから家を出ればいいじゃないか」だと?
「無法者」を堪能することを筋トレの報酬効果にしようと思ったんじゃい。結局、報酬効果もクソもなくなってしまったが。
明日は、親知らずを抜く。そのためにも体力を温存したのだ。
ともかく、明日の抜歯、プレッシャーである…。
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