親知らずを抜く

 
 プー太郎生活53日目。もういい加減、日数を数えるのを止めたくなってきたわ。

 というわけで、今日の午前中に親知らずを抜いてきた。今日は顔馴染みの歯科衛生士がおらず、若い歯科衛生士がいた。

 顔馴染みの歯科衛生士には、健康保険証が国民保険になったことで、わしがプー太郎になったことを知られている。わしがプー太郎だということは、若い歯科衛生士にも、そのうちわかるだろう。

 歯科医は腕が良く、麻酔の針を刺す時の痛みが全くなかった。そして、親知らずもあっさり抜いてしまった。

 その親知らずを、
「持って帰りますか?」と言われた。持って帰らん。いくら断れない性格のわしでも、即、断った。

 歯科医から、激しい運動をしないこと、アルコールを避けること、風呂には入らずシャワーだけにすることを指示された。

 ティップネスは閉館日なので、激しい運動に関しては問題ない。だから、ティップネスの閉館日の金曜に予約を入れたのである。

 アルコールを避けることは、毎回、念を押される。だから、わしは一滴もアルコールは飲めないんだよ。

 わしは、そんなに酒飲みに見えるのか? まあ、もう慣れっこだがな。

 
「シャワーだけにしろ」か。ということは、抜歯後、キムラに変身した場合、吉原はダメでも、歌舞伎町はいいわけだ。

 何度も書いているように、その歯科医院は、我々の戦場である雀荘‘サン’のすぐ横にある。

 まだ競馬がヘタクソな奴の死臭が漂っているたぁ。いい加減、成仏しろ。

 というわけで、今日は大人しく家に帰ってきた。しかし、やることが山ほどあって吐いた。わしだって、そうそう暇しているわけじゃないんじゃい。

 というものの、相撲は見た。こりゃぁ、白鵬の優勝で間違いないな。稀勢の里に期待するバカはしない。

 幸い寝るまでに抜いた箇所は痛まなかった。シャワーだけにしたのが良かったのかしれん。

 明日は遠出する。むろん、スイートな用ではない。

 ともかく、今日は疲れた。さらばだ。

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