殺したい奴の数
プー太郎生活55日目。そういうふうに日数を数えられるということは、まだ余裕があるということか?
今日は、昼飯をムキリョクンと取った。ここ何日か悲しい夢を見ているので、人と会うことで気持ちが紛れたのは助かった。
新宿のユニクロの前でムキリョクンを待っていたら、蒼国来がわしの目を前を通った。今日は千秋楽だが、蒼国来は休場中なので、新宿をブラブラしていたのだろう。
しかし、どこも怪我をしているようには見えなかったな。もしかして、休場という名の出前を取っているのか?
わしは、蒼国来を尊敬している。八百長問題で土俵を追われたのだが、冤罪を訴えて協会と裁判で闘い、土俵復帰を果たしたからである。
1年間のブランクがあって、よくぞ幕内で相撲が取れたものだ。その点も凄いと思っている。
蒼国来は、中国の内モンゴル自治区の出身である。だが、日本人に見えた。日本人とモンゴル人のルーツが同じであることを確信したわ。
蒼国来は、それほど大きくなかった。それでよく臥牙丸や魁聖などバケモノみたいにデカい奴と伍して戦えるものだ。
それはそうと、その浴衣姿の力士が蒼国来だとわかった奴は、どれほどいたであろうか? 相撲ファンでないと、顔と名前が一致しなかったであろう。
蒼国来が通り過ぎた後、若い女性を乗せた車椅子を押していた若い男を見た。その若い男を立派だと思ったが、タバコを吸いながらだったので驚いた。新宿には、いろんな奴が歩いているのを再認識したわ。
今日も、ムキリョクン節が炸裂した。「殺したい奴が7、8人はいた」だと? だから、「銃を持っていたら、もうこの世の人ではない」だと?
そりゃ、誰だって、殺したい奴の1人、2人はいるけどよ、7、8人ってのは多いな。
わしは、2人だ。それが誰だかは、ここでは申し上げない。
ムキリョクンも、ガラケーを使っている。「スマホにしないのか?」と聞いたら、「人とつながっていたくないから、スマホにはしない」という答えが返ってきた。そういう返答を期待しているとは、わしも人が悪い。
ムキリョクンは、「日本の会社は全てブラック企業ですよ」という持論を展開した。「持論」と書いたのは、わしの前の職場がホワイト職場だったからである。
あの職場は、奇跡中の奇跡の職場であった。わしも、しゃれこうべも、そして号泣組翁も、あの職場ででしか生存できなかったのは確かである。
ムキリョクンは、わしに犬飼小次郎になることを勧めた。ムキリョクンは、少年時代、家で飼っていた犬だけが癒しだったそうである。
わしも、犬飼小次郎になりたい。だが、まだその時期でないと判断している。
ところで、犬飼小次郎は3兄弟の長男なのに、なぜ、「次」という字が名前についているのか? 「ドカベン」の七不思議の1つである。
ムキリョクンとは、2時過ぎに別れた。「これから用がありますので」ということであった。
「これから用がありますので」か。見合いでのデートで、「夕食を一緒にどうですか?」と誘った時に、これを言われたら終わりである。
あに? 「わしに、その経験があるのか?」だと? それについても、ここでは申し上げない。
ティップネスは早々に切り上げて、幕内後半戦から見た。蒼国来は、当然、出場していなかった。
白鵬が日馬富士に負けるとは思ってもみなかった。というか、白鵬が終盤に大沢崩れをするとは、全くの予想外であった。
アナも言っていたように、照の富士の台頭で白鵬の1強時代が終わった気がする。早晩、照の富士は横綱になるだろう。
逸ノ城は、あっという間に照の富士に抜かれたな。単なるデブではダメだということか?
龍谷大平安と大阪桐蔭が負けるたぁ、「計算外だよ、玄大佐」。
龍谷大平安は初回に6失点したが、まさか高橋が6失点したんじゃないだろうな? だったら、平安愛に生きる原田監督は吐き倒れたことであろう。
春の大阪大会を制したしたことで、選抜での大敗から、ムーミンがチームを立て直したと思ったのだが…。大阪桐蔭が彦根東に不覚を取るとは…。
もしかして、彦根東はかわい子ちゃんでないのか? 滋賀大会で近江に勝っているし、そうかもしれん。
号泣組翁から、明日、職場に来るように、夜8時の電話で頼まれた。
というわけで、明日、前の職場に顔を出す。明日も、翁に子泣きじじぃをやることを予告しておきたい…。
次の日へ | 前の日へ |
日記トップへ | HPトップへ |