対局タイガー

 
 プー太郎生活84日目。

 今日も小太郎を散歩に連れ出すのに苦労したわ。首輪と胴輪を付ける際、暴れまくり、手を何度も噛まれた。

 これじゃ、わしがディック・ザ・ブルーザーになってしまう。今も手に噛まれた痕が残っている。

 ディック・ザ・ブルーザーはとんでもなく凶暴な奴で、猪木が初めてアメリカ遠征した時、一目見ただけで恐怖を感じたという。

 猪木が一目で恐怖を覚えたレスラーは、ディック・ザ・ブルーザーとフィリッツ・フォン・エリックだったと、
「プロレススーパースター列伝」で語っていた。

 散歩に話を戻すと、今日は昨日より歩いてくれた。ただし、クソとションベンはただの1度もしなかった。

 まだ散歩慣れしていないのだろう。もっとリラックスさせて散歩をしたいと思っている。

 ティップネスに行こうと思ったら、競馬がヘタクソな奴からメールが来た。競馬で勝った自慢メールかと思いきや、
「19日の日記」という件名であった。

 
「いつも日記を楽しみに拝読させている者です。標題の日記内にて、
『対局タイガー』とありますが、『対極タイガー』の間違えではないでしょうか? 差しでがましいようで申し訳ございませんが、ご連絡差し上げます。ちなみに、私は対局恐怖症です」 

 ほぉー。ミスターXがミラクル3/ボスに対するような文言とは、感心したものじゃないか。しかし、奴にミスを指摘されるとは、わしも焼きが回ったな。

 それより、おめぇ、来月の18日か19日にツモるから、メンツを集めておけよ。そう返信したら、「
時間は有りますが、お金と自信がありません」と返ってきた。

 だから、あれほど
「競馬から足を洗え」と言ったろ。いったい、何万やられたんだ? 

 
「自信がない」とは、情けないことを言ってくれるな。おめぇも雀士の端くれなら、嘘でもいいから、「次回はリベンジする」と宣言してみろ。

 どうでもいいが、
「対極タイガー」は、シューティングゲーム史上で最高難度を誇った「究極タイガー」の亜流である。

 実際、
「究極タイガー」はシャレにならなかった。敵の攻撃が激し過ぎだ。1面のボスキャラと対戦するまで何度50円を投入したことか。

 戦争ゲーム好きのとっつぁんも、
「究極タイガー」に嵌っていた。とっつぁんは、1度も一面をクリアしたことがなかった。

 それもそのはず。パワーアップするアイテムが画面に現れているのに、それを敵だと勘違いし、パワーアップせずに戦っていたというのだからな。

 それじゃ、徒手空拳といっしょ。あの難度では、50円で1分と持たなかったろう。

 しかし、世の中、とんでもない奴がいるものである。YouTubeの
「究極タイガー」の動画を見るべし。→ココ

 戦争といえば、今日、ティップネスのプールで、おばさん3人が、
「戦争はダメよねぇ」と言い合っていた。それがマトモな感覚よ。

 安倍よ、何度でも言う。そんなに戦争がしたかったら、貴様自身が戦地に赴いて陣頭指揮を執れ。

 現在、午後8時半前。小太郎が爆睡している。あと2時間後、わしも爆睡しているだろう…。

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