奇跡のピッチング

 
 プー太郎生活117日目。

 早実が日大三に勝つかぁ。しかも、3安打完封。

 準々決勝まで毎試合、打ち込まれたかわい子ちゃんの松本が猛打の日大三を完封するとは、誰が予想したであろうか? わしは、コールド負けを覚悟しておった。

 ところが、松本が変化球をうまく使って、新チーム結成以来、最高のピッチング。日大三としては、
「計算外だよ、玄大佐」の究極タイガーだったであろう。

 しかし、こういうことは高校野球では、ままある。逆に言えば、決勝戦で松本が今日のピッチングを再現できるとは限らないわけだ。今日の松本のピッチングが一生に一度のピッチングでなかったことを願いたい。

 今日の試合は、日大三にとっては、ハマっている試合であった。3回にツーアウトから連続フォアボールを出して、清宮のタイムリー2点ツーベース。

 そして、
「打てる、打てる」と思っているうちに回が進んで、8回にはセンター、9回にはセカンドのファインプレーにヒットを阻まれるというハガさ。

 こうなったら決勝戦も勝って、甲子園に出てもらいたい。そしたら、一大清宮フィーバーになろう。もし負けたら、マスコミとともに、わしも吐き倒れる。

 茨城大会の決勝戦は、取手二OBのあの中島が解説者であった。取手二OBの中島でピンと来ない奴はトーシローよ。

 中島が桑田から決勝ホームランを打ってことが放送中に紹介されていたが、わしは、9回のサヨナラ負けのピンチを防いだセカンドへの思い切った送球の方がビッグプレーだと思っている。その場面を思い出せない奴もトーシローだ。

 龍谷大平安が敗退したか…。京都大会では、一昨年の秋から無敗だったのだが。

 龍谷大平安が負けるとすれば、昨年のチームより大幅にスケールダウンした打線が封じられての負けだと思っていた。それが、全国屈指の左腕・高橋が打ち込まれての敗戦とは意外である。

 見よ、その試合結果を。

 京 都 翔 愛0025000013…11
 龍谷大平安0000150200…8

 平安愛に生きる原田監督の慟哭が聞こえてくるようなランニングスコアだ。

 県岐阜商の高校bP右腕・高橋は、よほど体調が不良だったのだろう。結局、ほとんど登板しないまま、チームが敗れた。

 高橋とすれば、不完全燃焼もいいところ。不知火のように、プロで雪辱を期してもらいたい。

 今日は、午後から前の職場に顔を出した。号泣組翁と職場から少し離れたインド料理店にメシを食いに行こうと思ったところ、雨が降り出したので、職場のすぐそばのインド料理店に入った。

 その店は、職場から少し離れたインド料理店と違って、ナンのおかわりは無料ではなかった。

 わしが、
「ナンのおかわりは無料か?」とインド人の店員に聞いたら、険しい顔をして、「NO」と言われた。もうその店には行かねぇ。

 インド人の険しい顔を見たのは何年ぶりか? 高田馬場のゲーセンでテトリスをやっていた時、思うようなブロックがなかなか出なくて頭にきて、ゲーム台をぶっ叩いて、ゲーセンのインド人バイトに
「NO」と怒られて以来である。

 散歩であるが、今朝は8時に起きたので、試合開始前に行った。今日は、犬の連れている奴とは会わなかった。午前8時半は散歩タイムでないのだろう。

 明日の散歩の時間は未定である。明日の今頃、わしが生きているかどうかも未定である…。

次の日へ 前の日へ
日記トップへ HPトップへ
奇跡のピッチング