浦学、まさかの敗退

 
 プー太郎生活119日目。

 まじで吐き倒れた。関東で無敗だった浦和学院が全くノーマークの高校に負けるたぁ。

 相手が聖望学園、春日部共栄なら、まだわかる。白岡って、あんだ、そりゃ? 
 
 智弁和歌山の試合をネットで見ながら浦和学院の試合を追っていたが、終盤の展開が早かったことから、浦和学院が焦っていたのがわかった。

 それにしたって、あり得ない番狂わせだ。早実の甲子園出場が吹き飛んだほどのショックである、

 智弁和歌山−和歌山商は、素晴らしい投手戦であった。智弁和歌山が2点しか取れなかったのは、和歌山商の左腕が良かったからである。

 高嶋監督も1点を取るのが難しいと思ったのだろう、4回の先取点は、ノーアウト1、3塁からの初球セーフティースクイズであった。

 智弁和歌山が甲子園に出場することで、大会の面白みが増した。好左腕・斉藤に、山本・西山・春野という全国屈指のクリーンアップ。智弁和歌山が優勝を狙えるチームなのは間違いない。

 早実の甲子園出場も、浦和学院の敗退で喜びが半減した。わしは、母校愛よりも高校野球愛に生きているんじゃい。

 早実は、完全に負けパターンであった。3回にツーアウト2塁でバッターが清宮の場面で、ランナーが三盗を試みて失敗。バッターが左バッターで、ツーアウト2塁のケースで3塁に走るかよ。

 その裏、バントのフィルダーチョイスから4失点をした時に、わしは負けを覚悟した。わしは、気が短いんだよ。

 その後も、いい当たりが併殺打になったり、1点ものだったセンターへの当たりがファインプレーで阻まれるなど、早実に全く流れがない展開が続いた。

 しかも、6回に追加点を取られた。相手が好投手の勝俣ということからして、わしは完全に諦めた。

 ところである。8回に猛攻を見せた。

 打者14人で8得点。押し出し四球2つに恵まれたとはいえ、あり得ないような逆転劇であった。

 麻雀で言えば、親の猛連荘といったところか。親に突風が吹くと、子は抗うことができなくなる。そういう場合は、小島‘先生’が子であっても無理である。

 とにもかくにも、早実の甲子園出場には納得だ。初戦は、かわい子ちゃんと当たりたい。

 あに? 清宮の取材で、
「報道陣は39社238人だった」だと? 

 こりゃあ、甲子園では大変なことになるな。というか、ちょっと騒ぎ過ぎじゃねぇのか。

 健大高崎−桐生第一の注目の一戦は激闘だったようである。だから言ったろ、将棋なんて放送しないで、この試合を中継しろって。

 健大高崎も、持ち前の機動破壊とキレのある左腕・川井の存在からして、優勝候補の一角になろう。

 白鵬の優勝は予定調和だったが、琴奨菊の勝ち越しは怪しい。今場所の調子で照の富士に勝てるわけがない。

 もし今日の試合が談合だとしたら、
「照の富士も役者やのぉ」である。ま、琴奨菊照の富士に借りができたことは確かである。

 それにしても、予選で吐き倒れない年って、記憶にないな。それでも、毎週、競馬で吐き倒れている奴よりはましか。

 言っとくが、甲子園大会中はツモらんぜ。それは例年通りだ。

 お、小太郎が寝ている。明日も早い時間に散歩に行くから、わしもとっとと意識を失おう…。

次の日へ 前の日へ
日記トップへ HPトップへ
浦学、まさかの敗退