大会初日

 
 プー太郎生活130日目。

 仕事から帰ってきて、小太郎と散歩してから、第2試合の途中からを録画で見ていたので、アップが遅れてしまった。

 今朝は気力で8時50分に起きた。高校野球100年ということで、NHKが趣向を凝らした放送をすると思ったからである。

 それは的中した。歴代のヒーローを取り上げたのには納得だ。

 最初にNHKが挙げたヒーローは、王大先輩、太田幸司、KK、松井、松坂であった。

 甲子園のアイドルといえば、荒木よりも、元祖アイドルの太田なんだな。それに異論はない。

 三沢が準優勝した当時、
「青森県 太田幸司様」でファンレターが届いたというのは有名な話である。

 放送中、東邦の坂本の映像も流れた。甲子園の3大アイドルは、太田幸司、坂本、荒木の3人で決まりだろう。

 甲子園の歴史を振り返る時、桑田・清原は絶対に外すことはできない。

 そりゃ、そうだわな。夏の大会に3年連続で出場して、優勝、準優勝、優勝なのだから。

 あの2人が同じチームで3年間一緒だったのは、奇跡というより他はない。

 桑田・清原のPLに、夏に唯一、土をつけたのは、
『子供達が、子供達が』と、暑苦しく迫る茨城の某」である。

 やはり、あのおっさんは凄ぇな。木内マジックで勝ったんだからよ。

 大阪桐蔭の福田主将は、1人での入場行進であった。

 悔しかろう、福田主将は。大阪偕星との試合では、1点差に迫って、なおもツーアウト満塁のチャンスで凡退したというし。

 王大先輩の始球式は圧巻であった。齢75でストライクを投げるとは…。

 今日のために練習を積んだと思われる。それでこそ、球界の宝よ。

 あんだ、第1試合は。あんな大差になるたぁよ。

 それより見過ごせないのは、ゲンダイがいきなり予想を外したことである。

 何が、
「開会式直後の試合は、北海が鹿児島実を倒す」だ。予想した奴は、しばき倒しだ。

 点差こそ3点だったものの、中京大中京は強いな。投打にハイレベルであることを証明した。

 中京大中京は、優勝戦線に絡んで来そうな気配である。次の相手が作新学院でないし。

 というわけで、東海大相模が優勝したら、ハガいことになることになってしまった。

 どう見ても、東海大相模が実力bP。わしも引きが弱い。

 しかし、かわい子ちゃんの白岡に、出場が確実視された浦和学院が完敗するのが高校野球よ。東海大相模とて、安泰ではない。

 現に、今年の東海大相模以上に絶対の優勝候補と言われた高校が優勝できなかった例は枚挙に暇がない。

 ざっと思いついただけでも、76年の崇徳、83年の池田、84年のPL、91年の天理、92年の帝京、04年の東北、05年の大阪桐蔭と、7例もある。

 91年の天理、92年の帝京、04年の東北、05年の大阪桐蔭の敗戦には、琴光喜として吐き死んだわしであった。

 さ、明日からは、全試合をライブで見るぞ。当然、麻雀など不埒なものに興じない。

 問題は、明日、7時半に起きれるかということである。その自信はある…。

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