大会3日目

 
 プー太郎生活132日目。

 早実は快勝であった。その要因の1つは、初回の今治西の先頭打者の大きな当たりをライトが好捕したことである。

 それで、ジキル&ハイドのエース・松本がジキル博士になれた。

 今日のピッチングを次の広島新庄戦でも見せられるか? でないと、相手エースが好左腕だけに、勝つのは難しいだろう。

 それにしても、今治西はついとらんな。3年前には松井の引き立て役になり、今日は清宮にタイムリーを打たれた。

 その清宮であるが、今日は全般に力んでいた。力みを修正しないと、堀は打てんぞ。

 それにしても、次の相手が訳がわからんうちに決まっているのは興ざめだ。本当に高野連は改悪ばかりしやがる。

 勝ったからいいようなものの、3回と4回に加点できなかった場面には吐いた。広島新庄戦は、チャンスで確実に得点しないと勝てないだろう。

 試合中、早実が77年に今治西に1−11で負けたことが紹介された。

 だから、もういいって。あの時は今治西が強すぎた。

 しかし、早実の応援にチアガールは違和感があるな。大相撲の土俵に女を上がらせないように、早実の応援からチアリーダーを排除しろ。

 敗れたりといえども、馬淵のおっさんは流石であった。あまりの明徳義塾の手応えに驚いたわ。

 試合は、明徳義塾としては理想的な展開、敦賀気比としては実に嫌な展開であった。

 前半に3−0と明徳義塾がリードする中、敦賀気比はワンアウト満塁を逃したり、ホームインを狙ったセカンドランナーが刺されたりと、完全に負けパターンであった。

 流れが変わったのは、6回の先頭バッター・林中のホームランによってである。馬淵のおっさんも、その一発には吐いたくせぇ。

 敦賀気比は、8回にようやく追いついた。敦賀気比が同点にできたのも、平沼が立ち直ったからである。

 結局、10回裏に敦賀気比がサヨナラ勝ちした。あそこでサヨナラにしていなかったら、敦賀気比は負けていたと思われる。

 馬淵のおっさんとしたら、必死の継投に加え、バッターをホームベース側に立たせて平沼にインコースを投げにくくさせるなど、打つ手は全部打ったのだから、負けても悔いはないというところか? 

 敦賀気比は、真に実力があるチームだと感じさせた。嫌な相手に嫌な展開に持ち込まれたのを逆転したのだから。

 心配なのは、平沼の疲労である。超高校級のピッチャーが2人いて、しかも2回戦から登場の東海大相模とは、随分とハンデがついてしまった。

 敦賀気比に肩入れしている理由については、ここでは申し上げない。

 大阪偕星−比叡山も好ゲームであった。とはいえ、初戦で近畿対決とは白ける。フリー抽選の言いだしっぺを許さん。

 大阪偕星は、
「熱笑!! 花沢高校」の花沢高校を地で行くチームのようだな。

 天理から転校してきた姫野を、暴力団とのいざこざで四国一の不良校・土馬高校を退学になって花沢高校にやってきた火野と重ねて見てしまった。

 しかし、暴力団とのいざこざで退学処分を受けた奴が、そう簡単に転校できるのか? その辺が、花沢高校の花沢高校たる所以である。

 大阪偕星としては、次の試合まで間が空くのが救いである。光田が万全の状態になればと思う。

 第4試合は、同じ延長戦でも、第2試合とはレベルが違った。その辺に関しては、敢えて書かん。

 明日は、智弁和歌山、天理、仙台育英と、有力校が続々と登場する。この3校に加えて健大高崎が同じブロックというのがクソハガい。

 1回戦の残り抽選もフリー抽選にすればいいじゃねぇか。高野連は球趣を欠くことばかりしやがる。

 言っとくが、小太郎の散歩はちゃんとやっているぜ。って、当たり前だ。

 それより、首輪の取り外しの時に暴れまわって、わしの手を噛むのを何とかしてくれ。だから、ディック・ザ・ブルーザーからは逃れられんのだ。

 今日の最後に、
「週刊朝日」と書くべきところを、「週間朝日」と誤記していたことに触れておきたい。漢検4級に受かる気がしねぇ…。

次の日へ 前の日へ
日記トップへ HPトップへ
大会3日目