大会11日目
プー太郎生活139日目。
仙台育英、君、生きた。といっても、楽なゲームではなかった。
1点差というのはもとより、いい当たりが何度も花巻東の好守備に阻まれ、球運がない展開だったからである。
ただ、花巻東の佐々木監督が試合後のインタビューで言っていたように、仙台育英の方が実力が数段上であった。そうでなければ、花巻東の粘りに屈していただろう。
仙台育英の勝因は、なんといっても途中登板の佐藤世那の好投である。今日はストレートもフォークも良かった。
このままの調子を維持すれば、東海大相模と互角に戦える。もうわしは先を見据えているんじゃい。
仙台育英の佐々木監督は、次の秋田商戦で佐藤世那を先発のマウンドに送るのか? 頼むから、そうしてくれ。でないと、健大高崎の二の舞を演じることになるぞ。
健大高崎は、エースの川井を先発させるべきであった。先発が川井でないと知った時、「青柳監督は、秋田商の打線をかわい子ちゃんと見たな」と思った。
が、相手ピッチャーが好投手であることを考えたら、そういう考えは捨てるべきであった。それは結果論ではない。
冨士夫ちゃんが、「甲子園の試合は、控えピッチャーで勝てるほど甘くはありません」と言っていたことを胸に刻まんといかん。
仙台育英からすれば、健大高崎より秋田商の方がやり易い。健大高崎の足技は、フォークを投げる佐藤世那にはウザったかったはず。
わしが投手だったら、健大高崎の走りまくる戦法には嫌気が差す。健大高崎の機動破壊は、麻雀で言えば、「出ればポン、見ればチー」のようなものだからである。
わしは、そういう奴とは打たん。麻雀は絵合わせゲームじゃねぇ。
関東一の投手陣はシャワシャワだと思っていたが、今日は違った。特に2番手の金子の好投には驚いた。
その金子を上回る出来だっただけに、中京大中京の上野にとって、サヨナラホームランになった1球は悔み切れまい。エアポケットに入ったという感じで打たれてしまった。
初回のオコエのファインプレーは、今大会一のビッグプレーであった。3点取られるところを阻んだのだからな。
オコエは、ナイジェリア人とのハーフか。黒人のDNAは凄いの一語である。
ちなみに、ナイジェリアはアフリカの独立国でのうちで最も人口が多い国である。以下、エチオピア、エジプト、コンゴ民主共和国(旧ザイール)、南アフリカ共和国と続く。
第4試合も1点差ゲームであった。4試合とも1点差ゲームなんて記憶にないな。
興南が5年前のチームと比較されるのは仕方がない。5年前なんて、ついこの前だからである。
5年前、わしに悩みは何にもナイマンであった。それが今や、このザマ。人間、落ちる時はあっという間よ。
ベスト8の中では、東海大相模と仙台育英が双璧。両校が準決勝で当たらないことを願いたい。
少ない可能性であるが、準決勝が早実−関東一になるかもしれん。両校は春季都大会で対戦し、関東一が18−11でコールド勝ちしている。
それにしても、あんだ、18−11ってのは。11点取っているんだから、7点差でもコールドにするなよ。
明日、大阪方面は雨くせぇ。プー太郎でなければ中止かどうか気になるが、プー太郎の今は、どっちでもいいわい。
いちおう、明日も7時半に起きる。なので、今日は11時までに失神したい…。
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