大会12日目

 
 プー太郎生活140目。

 あんだ、今日の早実の楽勝は。凄腕のハンデ師・光沢毅氏でも予想できなかったであろう。

 今日の試合は、6番・富田の先制ツーランが大きかった。ランナーが振り逃げのランナーだったうえ、左バッターがレフトポールに当たるホームランだったので、相手に与えたダメージは大きかったはず。

 その後も、いいところでホームランやタイムリーが出た。今日は安心して見てられたわ。

 それも、松本の好投があってこそ。試合途中で松本がハイド氏にならなかったのは、予選の日大三戦と同じであった。

 BS朝日では、その日大三の小倉監督が解説をしていた。小倉監督としては複雑な思いだったと思われる。

 実際、2006年の時は、自信作のチームが予選の決勝戦で斉藤の早実に負けたことで、
「情けないけど、甲子園で早実が早く負けろ」と思っていたそうである。

 第1試合でハガかったのは、8回裏、ツーアウト2塁でバッターが清宮の場面で、セカンドランナーが牽制死したことである。清宮の今日の最後の打席が見れなくて、わしも観衆も吐いた。

 1年生が2本ホームランを打ったのは、83年の桑田以来か。

 ここで問題だ。桑田は1年の夏の甲子園で、誰と誰からホームランを打ったでしょう? 

 水野はわかるとして、もう1人はカルトレベルの知識である。もう1人は、中津工の大成投手だ→ココ

 東海大相模にとって、今日の試合をものにしたのは大きい。どう見ても負けパターンだったからである。

 5回と6回のワンアウト1、3塁のチャンスを立て続けに逃し、相手に好プレーも出た。わしは、6回のチャンスを逃した時点で東海大相模の敗退を確信したが…。

 8回裏に同点に追いつけたのは、ワンアウト2塁のところで相手投手がボークを犯して、ランナーが3塁に進んだからである。それで犠牲フライで同点になった。

 もしランナーがセカンドのままだったら、タイムリーが出なかったろう。9回裏は下位に打線が回っただけに、そのまま押し切られていたに違いない。

 東海大相模が九死に一生を得たことで、冷夏になる可能性が高まった。もう覚悟はできとる。

 第2試合が終わった時に、競馬がヘタクソな奴から電話があった。

 
「次の早実の相手はどこか?」だと? だから、高野連のクソたれどもが抽選のやり方を変えたから、まだわからないんだよ。

 あに? 次の相手は仙台育英だと? 

 母校愛に生きるか、高校野球ファン愛に生きるか? 

 高校野球を見るようになってから、これほど悩ましいことがあったであろうか? いや、ない。

 仙台育英は、秋田商に貫禄勝ちであった。それからしても、実力では仙台育英の方が早実より上。

 ただ、早実は破竹の勢いにある。それは、仙台育英には脅威なはず。

 第4試合の開始が雨で遅れた。その間、小太郎と散歩に行こうと思ったが、こっちも雨だったので行けなかった。

 よって、第4試合が終わってから出掛けた。今日は第4試合が終了した時間が遅かったので、散歩の時間が夜になってしまった。

 散歩は明るいうちに行くようにしている。拾い食いとかを止められるからである。

 第4試合ではオコエがヒーローになった。今日の決勝ホームランで、オコエが全日本メンバーに選ばれるのは間違いないだろう。

 明日は、久々にゆっくり寝てられる10時前に目が覚めることはあり得ない…。

次の日へ 前の日へ
日記トップへ HPトップへ
大会12日目