嘆きの壁

 
 プー太郎生活178日目。

 羽生軍団の頭目は、
「直感の7割は正しい」と言っている。

 今回のクソ麻雀では、競馬がヘタクソな奴が復活するという直感が働いていた。果たして、そうなった。

 奴に高い手は振り込まなかったが、配牌とツモが噛み合わず、3チャ地獄という負けパターンに嵌って、昨日はマイナスを食らった。

 ほとんどトップが取れなかったのに中程度の負けで済んだのは、途中からベタオリをしまくって、守備に徹したからである。

 昨日は、序盤に不用意な打ち込みをしてしまった。それじゃ、ツキをなくすわな。

 説明の仕様のない嵌り方をしている最中、
「嘆きの壁」と、くだらないことを言いながら打っていた。

 そこで、競馬がヘタクソな奴に、
「お前、嘆きの壁がどの都市にあるか、知っているか?」と聞いたら、「ベルリン」と返ってきて、狂った。

 「正解はエルサレムだ。じゃ、エルサレムはどこの国の首都か、わかるか?」
と尋ねたら、「レバノン」と答えくさった。

 だから、レバノンとイスラエルは、不倶戴天の敵同士なんだよ。

 聞いたわしがバカだったわい。おめぇは、算数を解いてろ。

 あに? 
「10月の3連休の土日は仕事」だと? 

 そんなもん、出前を取れ。わしは、その昔、日曜出勤の日を麻雀で出前にしたことがあるぞ。

 昨日の麻雀で集中力にやや欠いたのは、黒木奈々さんの顔や声が対局中に頭をよぎっていたからである。それだけ黒木さんが亡くなったのはショックだったわけだ。

 福本伸行は赤木に、
「人は誰でも死ぬ。例外なんてねぇのさ」と言わせている。

 確かにそうだ。が、いくらなんでも、32歳での死去は早すぎる。

 本当に美人薄命になってしまった。ここで心より弔意を示したい。

 今日、結果を知らずに、録画していた昨日の相撲を見た。ゲストは旭天鵬で、解説は北の富士であった。

 放送中、旭天鵬の記録を示すフリップが映し出された。旭天鵬は、幕内通算出場回数などが歴代1位である。

 それを見た野郎が、
「わたしゃ、一番なんて記録はありませんよ」と言った。

 何を言ってやがる。ドス黒さでは相撲史上で一番じゃねぇか。

 照ノ富士、本当に強いな。もしかしたら白鵬を超えたかもしれん。

 それに比べて、稀勢の里、全くダメ。栃煌山も崩れたし、相撲協会の幹部は吐いておろう。

 昨日の日本の勝利は、あんなに劇的だったのか。かぁぁ。結果を知らずに見れば良かった。

 日本が南アに勝ったのは、奇跡中の奇跡として、世界中に打電されたくせぇ。ラグビーは番狂わせが非常に少ないスポーツと言われるから、大騒ぎになったわけだ。

 一部では、
「東海大相模がソフトバンクに勝ったようなもの」と例えられているくせぇ。

 それは絶対にない。が、それほどの超番狂わせであったってことだ。

 ともかく、競馬がヘタクソな奴が復活したのは、ある面、良かった。奴が強くないと面白くないからな。

 奴は、
「7連敗で負けた分の5分の1ほどしか取り戻せなかった」と、ホザいていた。

 なんとでも言え。次回は、お前をまた嘆きの壁にさせてやる。

 明日は、相撲とボクシング、そして、まだ再生していない将棋とアタック25を見るのが楽しみだ。それはそれで、よしとしよう…。


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