去勢手術、成功

　
　プー太郎生活190日目。

　無事、小太郎の去勢手術が終わった。これで小太郎はオカマになったのである。

　手術に２つ不安があった。１つは医者を指名しなかったこと、もう１つは手術の成功率が100％でないことである。

　前にも書いたように、指名なしだとキムラ店では嵌ることが圧倒的に多い。だから、指名なしは怖かった。

　手術の成功率が100％でないのは、全身麻酔によって心臓麻痺を起こす可能性が数％あるからである。そのリスクは人間の手術でも同じではあるが。

　手術は４時から始まった。が、「正午前までに来てくれ」と言われていたから、11時半に病院に着いた。

　なので、えれぇ待たされた。手術が４時からなら、そんなに早く来させるなよ。

　小太郎は来院してすぐに医者に預けた。だから、待合室で、ずっと１人で待っていた。

　その間、昨日と一昨日のゲンダイを読んで時間を潰した。未読のゲンダイがあって良かったぜ。

　待合室に居たら、小太郎のトリミング担当の姉ちゃんに会った。「今日は去勢手術で来ました」と言ったら、「次回は玉なしですね」と返ってきた。

　姉ちゃん、案外、言うな。そうよ、小太郎は、今日で玉なしになったのよ。

　男が去勢すると、中国の歴代王朝の宦官のように、声が甲高くなる。小太郎も声変わりするのだろうか？　

　５時に手術後の小太郎と会った。もう半分、麻酔から目が覚めていて、わしを見て反応した。明日は元気になっていよう。

　明日は、弟と車で迎えに行く。事後承諾だったので、小言を食らった。イチイチ説教されるのが納得いかん。

　あ゛〜、昨日、優勝を決めていて良かった。でなけば、明日の読売戦が鬼のように痺れる試合になっていたところであった。

　もしそれでヤクルトが優勝を逃したら、宦官のような声で絶叫マシーンになっていただろう。

　これからサモア戦を見る。ただ勝つだけでなく、４トライ以上を挙げてボーナスポイントを得ることが命題たぁ、ハガい。

　日本戦の後で行われる南ア−スコットランドも興味深い。その試合も日本テレビが放送してくれるのか？　

　サモア戦の前に風呂だ。カラスの行水であることは書くまでもない…。