麻雀の日の朝

 
 プー太郎生活234日目。

 麻雀の日の朝はクソ早い。今日は6時に目が覚めてしまった。

 むろん、奴らに対する恐れからではない。わしの麻雀に対する真摯な姿勢がそうさせるのだ。

 メゾネットの地下から1階に上がってきたら、小太郎は起きてきた。小太郎は昼間に寝ているから、夜は長時間眠られないのか? 

 せっかくなので、6時半から散歩に行った。なのに、犬を連れた奴とは誰も会わなかった。

 犬の散歩させている美女とは、今まで1度たりとて出くわしたことがない。いとうまいこは、夢のまた夢だな。

 昨日の夜7時のニュースでも、北の湖の死去のニュースを大きく取り上げていた。それほど偉大な横綱であったわけだ。

 朝日新聞か日刊スポーツか忘れたが、場所前の力士の採点が載っていた。

 その採点表では、北の湖の稽古の欄がいつも100であった。輪島が30だったのとは大違いである。

 天賦の才能に恵まれた人間に猛稽古されちゃ、そりゃ、周りの力士は勝てんわな。

 早起きしても、全く眠くない。それどこか、目が爛々としている。

 桜井章一先生は、麻雀の日の前の晩は却って寝ない方が感性が冴えると言っておられる。よって、今日は、持ち前の金竜飛・麻雀を見せられよう。

 今日も、田村で臨むことには変わりはない、テッポウの方が緊張感があっていいのである。

 なお、テッポウとは、金を持たないで麻雀を打つことをいう。テッポウは、麻雀用語として基礎中の基礎である。

 明日は祭日なので、アフタヌーン会員のわしはティップネスに行けない。よって、明日は、麻雀で見られない今日の将棋、アタック25、相撲を録画でゆっくり見る。

 よし、これからチョムチョムを開始だ。

 あに? 
「チョムチョムを知らない」だと? 

 チョムチョは、金竜飛の必殺攻撃のことである。詳しくは、あしたのジョーの16巻を読め。

 日記も書いたし、今日は思う存分、奴らを成敗してやる。デバサイ!

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