お洒落しろだと？

　 プー太郎生活275日目。

　今日は、11時に目覚ましを掛けて起きた。弟が車で迎えに来るので、午後まで寝ているわけにはいかなったのである。

　弟の車に乗って、そのまま弟の家に行くものと思っていたら、「お前の部屋をチェックする」とか言って、わしの部屋に押し入ってきた。

　玄関に入るなり、「犬の匂いが凄い。鼻がおかしくなりそうだ。窓を開けろ」と言われた。

　そんなに臭くないはずだが…。どうやら、わしの鼻がバカになっていたくせぇ。

　しばらく換気して、ようやく匂いが去ったそうだ。当然、換気していないことを怒られた。

　明日から１日１回は換気するか。そうでないと匂いが部屋に付くからな。

　弟に、ぴたマットを買い換えるように命令された。「これだけ汚れていて、よく平気だな」って、そんなに汚れてねぇわい。

　が、弟の家から帰ってきて、楽天市場からぴたマットを再購入した。抜き打ちチェックをされたらハガいからである。

　「お前、掃除してないだろ」だと？　いつしたか、記憶にないな。

　だが、整理整頓はしているぜ。それで十分だ。

　わしがデタラメな恰好をしていたら、「だらしない恰好をしていないで、少しはお洒落しろ。お洒落することで、ボケの防止にもなる」と咎められた。

　わしにお洒落だと？　お洒落は、わしにとって最も縁遠いことだ。

　むろん、お洒落などせん。被服費ゼロでいいんだよ。

　このほかにも、ダメ出しされまくった。さすがに書き切れん。

　弟の家で、弟のかみさんに雑煮を食わせてもらった。むろん、野菜は出されなかった。

　わしが野菜が嫌いなことは、居候していた時に知られている。もっとも、弟もサラダがダメだがな。

　弟の家で過ごしていると、居候していた地獄の３か月間が思い出される。母親が亡くなった翌日から居候していたのだが、その間の記憶が飛んでいる。

　弟は、４日からフルに１週間仕事なことを吐いていた。プー太郎のわしに言わせれば、ざまぁだ。

　しかし、今年の日並び、使えねぇ。麻雀ができなかったじゃねぇか。

　明日、トイレと風呂の掃除をしてみるか。うざってぇ…。