しまった
プー太郎生活288日目。
まったくもって、悲惨な事故だ。スキーツアーバスの転落事故のことである。
わしも1度、スキーツアーバスに拉致されたことがある。それは、大学5年の冬のことだった。
わしはバスの中で一睡もできなかった。そういう体質なのだから、しょうがねぇ。
わしは、スキーがシャワシャワである。なので、ゲレンデに背を向けて、日中は山荘でずっと麻雀をしていた。
ただし、夜はウィンクゲームなどをやって楽しい時間を過ごした。今となっては、いい思い出である。
マイナンバーを簡易郵便で前の職場に知らせるために、午後から田無の郵便局に行った。郵便局に入った瞬間、昨年の9月に転送届をしなかったことに気がついた。
しまった。そんな肝心なことをし忘れていたとは…。
だから、年賀状が返送されてしまった奴が何人かいたわけだ。再度、年賀状を送ってくれた奴らには感謝をしたい。
ただし、競馬がヘタクソな奴には、お礼を言わん。下僕たるもの、もう1度年賀状を出すのは当然のことよ。
しかし、わしもいかん。「しまった」と思ったのと同時に、「キング・ラジャーナじゃねぇぞ」と呟いたからである。
キング・ラジャーナは、その必殺技のギロチンキックを誤ってレフェリーに見舞ってしまい、「しまった」と大声で叫んだ。その誤爆にキング・ラジャーナは激しく動揺し、KO寸前に追い込んでいた紅に逆転KOされてしまった。
と書いていて、虚しいぞ。誰も、「紅の挑戦者」など読んだことがないだろうからな。
郵便局内で呼び出されるのを待っていたら、案内係のおばさんがわしに声を掛けてきた。「郵便局のカードローンに入らないか」だと?
ったく、うざってぇな。年会費が無料だということだが、簡単な審査があるという。
そこで、わしは気がついた。「プー太郎は審査に落ちる」と。
「私、今、無職なんですけど」と告げたら、おばさんは、バツが悪そうに、「あ、すいません。無職の方は申し込めません」と、書類を引っ込めた。
周りに人がけっこう居たから、「無職なんですけど」と言ったのが、えれぇ恥ずかしかったわい。
言っとくが、わしは完全なプー太郎じゃないぜ。現に、明日も前の職場に仕事をしに行くしな。
照ノ富士と安美錦が休場か。照ノ富士は鎖骨の骨折、安美錦はインフルエンザが理由だという。
不戦勝となった力士は楽なもんである。勝ち名乗りを受けに来るだけだからな。
15日とも不戦勝なら優勝か。そんな吉良高校みたいなことが起こるかい。
明日の朝は早い。そのプレッシャーで、今晩は寝そびれそうな嫌な予感だ…。
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