永遠の勝利などない

 プー太郎生活346日目。

 数か月前から、TBSの
「サンデーモーニング」をHDDで録画している。だが、今日は奇跡的に8時に起きれたので、最初から見ることができた。

 金子勝氏、佐高信氏など、安倍に辛辣なことを言う評論家が番組からパージされたのが納得できん。救いは、岸井氏がコメンテーターのアンカーを務めていることである。

 張本が高木京介に同情的なコメントをしていたが、わしも同意した。笠原らが悪質宇宙人・メフィラスなのに対し、高木京介は出来心でやったものと思われる。

 1年か2年の謹慎処分が妥当ではないか? って、甘いか? 

 「サンデーモーニング」がオリンピック選手のドーピング問題を取り上げていた。その中で、ソウルオリンピックの男子100m決勝のVTRが流れた。

 選手がクラウチングスタートの体勢を取った時、
「ベン・ジョンソン、筋肉の塊」という実況が流れた。そう、羽佐間正男先生の声である。

 この時の実況も素晴らしかった。もう羽佐間先生のようなアナは出現しないであろう。

 NHK将棋トーナメントの決勝戦は、千田五段vs村山慈明七段という、超万馬券の顔合わせになった。

 特に千田五段だ。初出場で決勝戦に進出とは快挙である。

 今季のNHK将棋トーナメントは、羽生軍団の頭目、渡辺竜王らの強豪が早期敗退するという波乱があった。それもあって、76年の夏の大会を思い出した。

 76年の夏は、崇徳、柳川商、東海大相模の鬼の3強が準々決勝を前に姿を消した。しかも、全て0−1での敗戦であった。

 3校とも球史に残る打線を誇っていたのだから、当時、琴光喜になっていた奴らは、阿鼻叫喚となったことだろう。

 
「ある人物」「高山右近」は、わしは正解できたと自慢させろ。近畿のキリシタン大名というのが映像からわかったので、テレビの前で「高山右近」と叫んだ。

 今回の放送では芸能問題と三択問題が少なかったのが良かった。芸能問題はともかく、三択問題は邪道である。

 今日は、北の富士の口八丁に、とことん付き合わされた。ああいう口のうまい人間にロクな奴がいないのは、野郎が証明している。

 野郎も、琴奨菊の連覇は難しいとの見解か。それは、わしもだ。

 白鵬がここまで急激に衰えたのはショックである。全盛期だったら負けるはずのない宝富士に完敗したのだからな。

 今場所も、白鵬の優勝はないだろう。いや、もう2度と優勝できないかもしれん。

 白鵬の今日の相撲を見て、雀ゴロ・樫原のことを、
「勝負の世界に永遠の勝利などない。もちろん、彼はそれを知っている。しかし、なお、そこに居続ける」と言った雀荘のマスターの言葉が頭をよぎった。

 相撲と言えば、清原vs朝青龍が大晦日に実現するかもしれないと知って吐いた。これぞ、ゲテモノ対決の究極タイガーだ。

 が、見てぇ。いくらなんでも、朝青龍が負けることはあるまい。

 明日は、冷たい雨の1日か。そんな日に出掛けるバカはしない。

 明日は、ゲンダイをコンビニに買いに行く以外は、家で死んでいよう…。

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