大会2日目

 プー太郎生活354日目。

 あら? 9時前に目が覚めた。21世紀枠同士の試合など眼中になかったのだが…。

 が、起きて良かったわ。レベルうんぬんはともかく、見ていて面白かった。

 結局は、8回の1点がモノを言ったわけか。やはり追加点は重要だな。

 この試合では、釜石を応援していた。被災地にある高校ということが、その理由である。

 気の毒だが、次の試合では滋賀学園に血祭りに挙げられるだろう。もし釜石が滋賀学園に勝ったら坊主になる。

 アナが明徳義塾のOBとして琴奨菊やサッカーのアレッサンドロ三都主を紹介し、朝青龍をネグレクトした。

 三都主なら朝青龍の方が遥かに有名じゃねぇか。朝青龍は素行が悪すぎたから、OBとして誇れる人物でないことは確かである。

 龍谷大平安−明徳義塾は、かなりの実力差があった。これだけ実力差があると、しぶとい馬淵のおっさんも、手をこまねいているより仕方がなかった。

 龍谷大平安打線は、下位まで切れ目がない。2年前の選抜で優勝したチームの打線に近い破壊力がある。

 2回にノーアウト1、3塁からのセカンドゴロをセカンドが逸らしてヒットになったのを見て、馬淵のおっさんは吐いていた。

 その1点はともかく、中野があれだけ打たれるとは、馬淵のおっさんとしては、
「計算外だよ、玄大佐」だったであろう。

 市岡は、秋の成績からすれば確変したな。投手力に不安がなくなったことで、龍谷大平安は一気に優勝候補になった。準々決勝での東邦戦が実に楽しみである。

 平安愛に生きる原田監督は、勝利インタビューで満面の笑みであった。だが、ベンチ入りの18人は、誰も原田監督を尊敬する人物に挙げていない。

 あはれ。原田監督の悲しい片思いである。

 馬淵のおっさんは、2014年夏まで甲子園では初戦で負けたことがなかった。それが、去年の夏、そして今年の春と、連続して初戦敗退たぁ。

 それがショックだったのだろう。試合後のインタビューで脱帽するのを忘れたくせぇ。わしも、かわい子ちゃんになった明徳義塾を見たくなかった。

 第3試合は八戸学院光星の快勝だった。とはいえ、龍谷大平安には勝てまい。2年前と同じような結果になろう。

 第3試合では、八戸学院光星が甲子園で3回準優勝したことが紹介されていた。

 準優勝だったのは仕方がない。相手が悪すぎた。藤浪−森がバッテリーだった大阪桐蔭と、吉永・高山・畔上・横尾の日大三では勝てんて。

 今日の稀勢の里と琴奨菊の対戦は、実況の三瓶アナも言っていたように早すぎた。夏の甲子園に例えれば、3回戦での激突といった感じか。

 しかし、あっけない相撲だった。思わず、
「あっ」って声が出たわ。

 これで琴奨菊の場所後の横綱昇進は絶望になった。やはり隠岐の海に負けた一番が致命傷になったな。

 今日の向こう正面解説は、元豊真将の竜田川親方であった。竜田川親方は、稀勢の里と琴奨菊を
「関」をつけて呼んでいた。

 実直な竜田川親方らしい。現役時代、先輩力士を呼び捨てにしていた朝潮とは、えらい違いである。

 明日は、東邦−関東一が注目される。東邦が負けることはあるまい。

 さて、これからメシだ。買い置きしてあるC&Cのカレーを食うか。

 ふっ、哀れだね、どうにも…。


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