大会6日目

 プー太郎生活358日目。

 昨日、掲示板でRedfoxさんからクライフ氏が亡くなったことを知らされてショックを受けた。

 わしがティップネスで着ているジャージは、クライフ氏の現役時代の背番号14が刺繍されたオランダ代表のユニフォーム。それだけクライフ氏に心酔していたわけだ。

 クライフ氏の活躍はリアルタイムでは見ていないが、映像で見て、いっぺんに虜になった。超高速ドリブル、類まれなパスセンス、クライフターン、正確なシュート力、無尽蔵のスタミナ。

 なんいっても、トータルフットボールの中心であったことが特筆される。

 最後尾でボールをキープしながら味方に指示を出し、その味方にパスを出したと思ったら、いつの間にか最前線に上がってシュートを打っているという超人的な動きを見せた。

 
「英BBC放送(電子版)によると、オランダ・サッカー協会は、
『あまりの大きな喪失に言葉が見つからない。オランダが生んだ最も偉大なサッカー選手で、世界でも史上最高の選手の一人だ』との声明を発表した」 

 オランダは、国を挙げて喪に服しているだろう。オランダでは、クライフ氏はONを合わせたようなスーパースターだからな。

 死因は肺癌か。現役時代からヘビースモーカーだったからなぁ。

 ヘビースモーカーなのに、よくあれだけ走り回れたものである。それは一つの奇跡と言えよう。

 ここで改めて、その冥福を祈りたい。

 第1試合は、1回戦最後の試合にして、これまでの試合で最も緊迫した投手戦となった。

 3回裏の決勝点は、去年の仙台育英戦でも決勝打を放った林中のタイムリーだった。

 あの場面は、カウントをフルカウントにしたのが、青森山田の堀岡には痛かった。1、2塁のランナーが自動的にスタートしたからである。

 山崎が大会前の練習試合で不調だったというのはデマか? いや、監督がそう言ってから、本当に調子が悪かったようだ。

 それが、今日は素晴らしい出来であった。わからないものである。

 堀岡の好投があったとはいえ、敦賀気比打線が昨年のチームほどでないのは確か。連覇は難しいのではないか? 

 第2試合も投手戦となった。ただし、これは試合前の予想とは違った。

 智弁学園は、エラーに恵まれて逆転した。もしセカンドの2つのエラーがなければ、あのまま押し切られていた可能性が高い。

 鹿児島実のアンダーハンドは、見た目より打ちにくいんだな。今やアンダーハンドは絶滅危惧種なので、バッターが面食らったくせぇ。

 今日の智弁学園の勝因の1つは、村上の好投である。今日はコントロールが良かった。

 智弁学園のベスト8は39年ぶりか。39年前は大型右腕の山口を擁して、ベスト4まで進んだ。その時の智弁学園を率いていたのは、若き日の高嶋監督である。

 77年の夏の紀和大会は、とんでもなく厳しかった。選抜で優勝した箕島、同じくベスト4の智弁学園、ベスト8の天理のうちで1校だけしか甲子園に出場できなかったのだから。

 智弁学園は天理との直接対決で、山口が鈴木康友らを擁する猛打の天理を3安打で完封した。そして、紀和大会の決勝戦は、箕島を2−0で倒して出てきた田辺を4−1で降して甲子園に出場した。

 むろん、夏大会では智弁学園が優勝候補の筆頭と目された。が、今治西の三谷に1安打完封され、優勝はならなかった。

 って、わしは懐古主義者なんじゃい。その頃にわしが生まれていたかどうかは、ここでは申し上げない。

 第3試合は、ああなると思ったよ。でも、釜石ナインは思い出作りができたから良かったんじゃないか。

 滋賀学園は打力があるな。4番バッターのわけのわからないヘリコプター打法は面白い。

 雨だと休むおっさんからメールが来ていた。
「準決勝は、滋賀学園−東邦、大阪桐蔭−敦賀気比?」だと? 

 あんた、まだやる気なんか? いい加減にせぇよ。

 稀勢の里と豪栄道が1敗を守った。

 が、虚しい限り。結婚が望めない恋愛が徒花なように、もう直接対決がないのだから、今日の勝利は徒花になろう。

 白鵬が、すでに切れてしまっている琴奨菊に負けるはずがない。モンゴル同盟を結んでいる日馬富士との対戦は言わずもがな。白鵬の優勝確率は90%だ。

 結局、今日の開幕が強行された。NPBには世間の常識が通用しないようである。

 これでもし読売が優勝しても、ファンは手放しで喜べないだろう。熱狂的な読売ファンの書記長ですら、そう言っていた。

 今日のゲスト解説として原が来ていて吐いた。野球賭博にしても、声出し賭け金にしても、監督不行き届きの謗りは免れない。

 もう1人のゲスト解説の松井にも呆れ返った。最初から小川はセットポジションで投げているのに、ランナーが初めて出たところで、
「ようやくセットポジションになりましたね」と言ったのだからよ。

 松井は本当にプロで活躍したのか? セットポジションかどうかなんて、リトルリーグの少年だってわかるぞ。

 それにしても、河村とかいうアナの声は勘に触る。声の質がアナとして悪すぎだ。

 読売−ヤクルトなんざ、見るんじゃんかったわい。ノーアウト2、3塁で点が入らんわ、アンパイに打たれるわで、えれぇストレスが溜まった。

 読売が追加点を挙げた瞬間、NHK・BSにチャンネルを切り替えた。読売が絡まないとカリカリしないからいいわ。

 と思ったら、視聴者からツイートが画面に出るので狂った。

 そんなもん、見るのに邪魔でしかない。まじでNHKに不幸の手紙を書く。

 読売がヤクルトに勝ったので、不機嫌攻撃を繰り出している。怒りで他の試合結果に言及するだけの余裕がねぇ。

 話は変わって、昨日の日記でも、誤字・脱字をしてしまった。村本さんの解説などにアヤをつけたのに、そういうこっちゃいかん。

 長文を書くと、どうしてもミスをしてしまう。この校正力のなさ、何とかならんか? 

 また話は変わって、わしの出品したテレビが8万超で落札された。よって、勉強料は2万ちょっとで済んだ。

 2万なら、麻雀では普通の負け。それで収まって良かったぜ。

 明日は、女性インストラクターのライブに行かなくてはならない。本当は、読売−ヤクルトの開幕第2戦が見てぇ。

 明日の2回戦では、強豪が続々と登場する。波乱がないことを願いたい…。


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