大会7日目

 プー太郎生活359日目。

 今朝は8時半に起きるのに苦労した。誠に遺憾である。

 第1試合は、龍谷大平安が初回に先取点を取った。2番の久保田がピッチャーのモーションを完全に盗んでの盗塁が効いた。

 アナが、
「ディレードスチール」と言っていたが、そうか? わしには、そうは見えなかったが…。

 八戸学院光星の投手陣が好投し、龍谷大平安打線が打ちあぐんだ。それだけに初回の1点が大きかった。

 八戸学院光星の仲井監督は、バントをするために5番バッターに代打を送るなど色々と動いてきた。が、原田監督の平安愛には通じなった。原田監督の平安愛、恐るべし。

 龍谷大平安の勝因は、市岡の粘投と固い守備である。次の試合でも市岡の好投が期待される。

 原田監督が勝利インタビューで、
「こういう試合もありますから」と言ったのが印象に残った。確かに、自慢の強打が封じられる試合はある。

 第1試合と第2試合の間に、済美の初出場・初優勝の映像が流された。東北戦の勝利は、若生デブ監督の采配ミスによるものであった。

 最後の場面は、なんでダルビッシュをリリーフに送らなかったのか? 東北で琴光喜になっていた奴らは、未だに納得がいっていないだろう。

 原田監督の
「こういう試合もありますから」で、東邦は敗れた。敗因は打てなかったことに尽きる。

 初回に先頭の鈴木が1ストライク3ボールからボール球を打ってピッチャーゴロに倒れた瞬間、嫌な予感がした。すっかり勘の鈍ったわしだが、今回は当たった。

 東邦ナインは、藤嶋が初回に長打を浴びて1点を先取されたことで受身になった。それで凡打の山を築いた。

 6回だったか、相手のエラーでチャンスを得たワンアウト2、3塁で点が入らなかった時に、東邦の負けを確信した。

 そしたら、中押し点、ダメ押し点が明石商に入った。いずれもタイムリーツーベースであったから、東邦ナインにはショックであったろう。

 9回も先頭バッターが出塁したのに、頼みの藤嶋がボール球を振って空振りの三振。最後の望みが絶たれた。

 1回戦の16試合が終わって、多くのファンが東邦が優勝に最も近いと思った。それが、まさかの敗戦。

 清廉潔白のわしでさえ吐いているのだから、東邦で琴光喜になっていた奴らの悲憤慷慨ぶりは如何ばかりか。

 
「暑苦しく子供達が」と迫る木内のおっさんは、「甲子園では2戦目が一番難しい」と言っていた。東邦の敗戦で、その有難い言葉を思い出したわ。

 しかし、わしは、こういう番狂わせが大嫌いだ。準々決勝で龍谷大平安−東邦を見たかった。

 
「ちったぁ明石商を褒める」だと? わしは心が狭いんじゃい。

 これで準々決勝の第1試合と第2試合が近畿対決となった。その中では龍谷大平安が最有力か? 

 まさかの明石商の決勝戦進出はあるまいな? だから、そういう旋風みたいなのが大嫌いなんだよ。

 大阪桐蔭よ、お前もか。大阪桐蔭が敗れるとは思っていなかった。

 とはいえ、相手は関東王者の木更津総合。第2試合のような完全な番狂わせとは言えない。

 それにしても、大阪桐蔭打線は淡白だった。初回のソロホームランの1点で終わるたぁ。

 3回の高山は、何が何だかわからないまま連打を浴びた。何か、魔に差されているようであった。

 大会前、わしは大阪桐蔭が優勝候補だと思っていた。横浜の小倉元部長も、大阪桐蔭を本命に推していた。

 それが…。近畿勢が好調のなか、近畿王者の大阪桐蔭が負けるかよ。

 これで明日、秀岳館と敦賀気比が敗退したら、本当に訳がわからなくなるな。やはり本命不在の大会で琴光喜になってはダメってことか。

 今日のプロ野球の試合が全てデーゲームとは、今朝に知った。そして、激怒した。ヤクルト、やる気あるんか!

 高校野球の裏の放送で良かったぜ。血圧100のわしが200に上がるところであった。

 今日は、野球で吐きまくった。それを女性インストラクターのライブで浄化したい。

 というわけで、もうすぐ出掛ける。相撲の結果は推して知るべしになろう。

 しかし、しかし、納得いかん!


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