わしじゃねぇ
プー太郎生活387日目。
昨日、日記をアップしてから、大納言と元上司から電話があった。また、夜遅くに、とっつぁんと電話で話した。
「弟さんからの連絡です。4月4日頃に亡くなったそうです。死因はくも膜下出血らしいです。葬儀は終わっており、四十九日法要を5月下旬に行うようです」という誰が亡くなったのかナゾのメールは、大納言と元上司にも着たそうである。
それで、大納言と元上司は、わしが死んだと思ったくせぇ。
「キムラ君が亡くなったと思ったよ。弟さんと親しいからね」って、わしじゃねぇ。
わしは、まだ死なん。甲子園大会を最低あと30大会は見るんじゃい。
それに、小太郎を残して、わしが先に逝くわけにはいかん。小太郎の面倒を最期まで見なければならんのだ。
昨日の大納言との電話で、じじぃのお骨がある弟さんの家に、親しかった元同僚3、4人で線香を上げに行くことになったと聞かされた。
確かに、それがいいな。親戚が集まる四十九日に元同僚が顔を出すのは変だしな。
元上司もショックを受けていた。専門が同じで席が隣だった2人は、毎日、養老院の年寄り同士のような会話をしていたのであった。
元上司にとって、今まで接してきた人物の中で、じじぃとの会話量が最も多かったであろう。だから、わしよりショックが大きいはず。
とっつぁんは、じじぃの家に遊びに行かなかったことを悔いていた。それは、わしとて同じよ。
昨晩は眠りが浅かった。で、今朝は8時に目が覚めてしまった。
起きてすぐに携帯をオンにしたら、大納言からメールがあったのに気がついた。
5月1日に、元上司、大納言、大酒の飲みのおっさん、わしの4人で、じじぃの弟さんの家を訪れることになったとのメールであった。
時間は午後2時か。昼食時を避けたのは当然よ。
しかし、寿司とか出ないだろうな。そこで寿司が食えないとなるとハガいぞ。
奇しくも、わしら4人は、全員がチョンガー・ザ・グレートで1人暮らしである。4人とも、じじぃのように孤独死の可能性があるわけだ。
今朝の大納言のメールは、発信時間が6時20分であった。おいおい、あんた、そんなに時間に、もう起きているんかい。
現在の大納言の生活はナゾに包まれている。晴耕雨読ではなく、晴読雨読の日々と思われるが。
じじぃの弟さんは高級官僚で、あと2、3年で定年である。
なので、2月のOB会でじじぃに、「弟さんの天下り先に、わしら2人も連れて行ってもらいましょうよ」と、冗談を言った。
それが最後の冗談になるとは…。人の運命はわからんものよ。
今日もティップネスで運動をしながら、在りし日のじじぃを思い出していた。「けど、じじぃよ」を何度食らわしたことか。
あ゛〜、あの頃に戻りてぇ。あの頃は楽しかったぁな。
それにしても、女性インストラクターに殉じてティップネスを止めなくて良かったわ。皆、じじぃがくも膜下出血で亡くなった要因の1つに運動不足を挙げているからである。
今年は、夏の大会の予選が始まるまでに脳ドックを受けよう。そうすれば、ちったぁ安心できる。
じじぃの逝去で、人間の致死率が100%であることを再認識した。わしの死因が何になるのか、考えたくねぇ…。
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