フィラリア予防注射

 プー太郎生活389日目。

 今朝も早く起きれて、ヤンキース−レイズを見ることができた。テレビをつけたら、ヤンキースの5回裏の攻撃であった。

 ボークで2塁から3塁に進んだエルズベリーが単独ホームスチールで生還し、ヤンキースは同点に追いついた。

 メジャーでも単独のホームスチールは滅多に見られないから、それを見たのは幸運であった。

 しかし、その点の取られ方は、レイズからすれば鼻血もの。ピッチャーは、さぞかし吐いたことだろう。

 単独のホームスチールといえば、87年夏の東海大甲府−佐賀工を思い出す。

 1−1で迎えた8回裏、佐賀工の攻撃はツーアウト3塁で、打席には4番バッターが入っていた。

 東海大甲府の山本が振りかぶって投げていたので、職場の休憩室で試合を見ていたわしは、
「ホームスチールがあるぞ」と叫んだ。

 そしたら、本当にサードランナーがホームスチールを敢行し、それが成功した。その瞬間、わしがドヤ顔になったは書くまでもない。

 試合後、東海大甲府の選手達は、
「バッターが4番なのにホームスチールって、あいつらの信頼関係はどうなっているんだ?」と、口々に言い合っていたという。

 しかし、東海大甲府の敗因は、打線が佐賀工の剛腕・江口を打てなかったことである。東海大甲府の大八木監督は、
「あのピッチャーからはスクイズでしか点を取れない」と脱帽していた。

 江口のピッチングを見て、立浪らのPLと佐賀工との対戦が俄然楽しみになった。

 が、あろうことか、江口が宿舎で監督に金属バットで殴られ、次戦の習志野戦で滅多打ちに遭った。

 まさに前代未聞の出来事。バカな監督がいたものである。

 昨日の菅野はマメを潰し、血染めのピッチングだったのか。それを知って、星飛雄馬の紅洋高校でのピッチングに頭が行った。

 爪を割っていた星は、紅洋高校戦ではスローボールしか投げられなかった。

 そんなもん、星が怪我をしているって、誰でもわかるって。なのに、誰も、そうは思わなかった。

 サヨナラホームランを打った花形はベースを回りながら、
ついに俺は星に勝った」と言っていたが、アホか。星の豪速球を打ってから、そう言え。

 今日は、午後2時に動物病院に着いた。受付で
「フィラリアの予防注射を受けに来ました」と言ったら、指名する先生を聞かれた。

 キムラ店なら絶対に指名するわしも、今回は特に指名はしなかった。フィラリアの予防注射くらい、誰から受けても同じだと思ったからである。

 それに、指名したら待たされると思った。実際、混んでいたしな。

 そしたら若い女性の先生に当たった。若い女性医師とはラッキー飯村である。

 ん? その容姿だと? 十人並みと言ったところか? 

 見習いで女性医師の横に居た女性はかわい子ちゃんであった。そのかわい子ちゃんが女医としてデビューしたら余裕で指名する。

 付けていた名札で名前をチェックした。そういうのには抜け目がないんじゃい。

 最初に小太郎の体重を測った。そしたら前回より300g軽くなっていた。

 が、ちょっとポッチャリだという。今日からオヤツを少なめにしよう。

 フィラリアの予防注射の針は狂犬病注射の針より太く、アホ後輩より大人の小太郎も痛がった。それでも、よく耐えた。

 5月には6種の混合ワクチンを受ける。何かと金が掛かるが、それは想定内よ。

 ともかく、フィラリアの予防注射を受けて安心した。フィラリアに刺されると、最悪の場合、命を落とすくせぇからな。

 こうしてみると、父方のばあさんの家で飼っていた柴犬は、よくフィラリアにやられなかったな。むろん、注射など何も受けていなかった。

 読売−DeNAは、DeNAの快勝だった。読売打線が井納に軽くヒネられたのが痛快であった。

 実況の伊藤慶太アナは、読売寄りだった実況がかなり是正されていた。担当ディレクターに注意されたくせぇ。

 が、まだ読売寄りの実況をするアナがいる。その度が過ぎたら不幸の手紙をNHKに出す。

 ヤクルトは勝ったものの、畠山が死んでいるのがハガい。これで畠山が復活したら脅威の打線になるのだが…。

 元読売、ロッテの選手で、ロッテの監督を務めた山本功児氏が亡くなったのを知った。

 肝臓がんだったのか。64歳とは若いな。

 読売では王大先輩の控えだった山本功児氏は記者連中に、
「王さんは皆さんが思っているような人じゃありませんよ」と言ったことがある。ということは、王大先輩は人格者ではないということか? 

 山本功児氏は、三田学園で淡口と3、4番を組んでいた。2人とも左バッターだったというのは常識よ。

 その2人を抑えるため、奇才と言われた滝川高校の吉本監督は、左投げの一塁手をツーポイントで4度マウンドに送った。そうして猛打の2人を封じて、滝川高校が勝った。

 
「子供達が」と暑苦しく迫る木内のおっさんの先を行っていたとは、奇才と異名を取るだけのことはあったわけだ。

 明日は、炊飯器デビューをする予定である。すでに無洗米を買ってある。

 無洗米にしたのは、米を洗うのがうざったいからである。無洗米でも2〜3回水に流さねばならないのはわかっとる。

 惣菜も揃えた。その中に野菜類がないのは言うまでもない…。


次の日へ 前の日へ
日記トップへ HPトップへ
フィラリア予防注射