パクチーを避ける

 プー太郎生活396日目。

 起きてテレビをつけたら、田中が同点に追いつかれる場面であった。ったく、ハガい。

 2−0でリードしていたのを追いつかれたのだが、今日はヤンキース打線が拙攻の連続だったくせぇ。5回までで4併殺って、あんだ、そりゃ。

 試合は、8回裏にオルディーズの決勝ツーランでレッドソックスが勝った。左バッターが流し打って、レフトのグリーンモンスター越えのホームランたぁ、凄い。

 オルディーズは、本当に今シーズンで引退してしまうのか? 
「巨人の星」で川上哲治が言っていたように、名を惜しむのだろうか? 

 今日のレッドソック−ヤンキースの解説は、南海などで活躍した新井宏明昌氏であった。右投げ左打ちの新井氏は、阪急の加藤秀司と何度となく首位打者争いをした好打者であった。

 それよりも、オリックスのコーチ時代にイチローを指導したことで知られる。それもあって、メジャーの解説者として起用されているのだろう。

 しかし、新井氏は滑舌が悪いな。何を言っているか全くわからない村田兆治よりはましだが。

 今日は、夕方から小学校の同級生のピアノライブに行った。その女性のピアノと歌がとてつもなく上手いというのは、絶体音感がシャワシャワなわしでもわかった。

 小学5、6年の時は、その女性とは因縁の間柄であった。ばばぁ教師がその女性を露骨に贔屓していたので、何かとイジめていたのである。

 もちろん、今は何のわだかまりもない。それどころか親しくなっており、年に何回か数人でランチなどをしている。

 ばばぁ教師のことは、一生、許さん。父兄の授業参観日で、ばばぁ教師が生徒の名前を呼ぶ際、その女性の名前だけ声色を変えて呼んだことは、忘れようにも忘れられん。

 父兄の授業参観日で、ようやるぜ。教師として、あり得ない。

 6年の秋だったか、班ごとに出し物を皆の前で披露することになった。

 わしは、その女性と同じ班だったのだが、放課後の打ち合わせに、その女性が1度も顔を出さないので、わしがある日の昼休みに教室で、
「ピアノの練習の日に来ないのは構わない。だけど、ピアノの練習のない日は来いよ」と詰問して、泣かしてしまったことがある。

 その女性は5時間目の授業が始めるまで教室の入口で泣いていた。それで、どうなったかは自明だろう。

 5時間目の授業が取り止めになり、わしの吊るし上げ会となった。むろん、わしは、自分が正しいと主張した。

 が、ばばぁ教師は、わしの方が悪いと結論づけて、その会は終わった。それに悪態をついたのは書くまでもない。

 こうしたことは枚挙に暇がなかった。わしは、今も自分が悪かったとは思っとらん。

 今日はタイ料理の店でのライブであったが、わしが主導してアラカルトで注文したので、パクチーを避けることができた。

 パクチーなど食ってられるか。パクチーを口にすることは、生涯あるまい。

 それにしても、ヘビーな額であった。ちょっと料理を頼み過ぎたか? 

 それでも、女性インストラクターのライブよりコストパフォーマンスが良かったのは確かである。女性インストラクターのライブは、ドリンク2杯込みで5000円だからな。

 ヤクルトが読売に逆転勝ちした試合を見られなかったたぁ。飯原の逆転ツーランの場面をライブ観戦していたら、絶叫マシーンになったのによ。

 明日は、元同僚のじじぃの弟さんの家に線香を上げに行く。その後、元上司らと飲みになろう。

 とりあえず、11時に目覚ましを掛けた。目覚ましに負けることはあるまい。

 しかし、明日は気が重い…。

次の日へ 前の日へ
日記トップへ HPトップへ
パクチーを避ける