明日、大一番
プー太郎生活415日目。
オリオールズのクローザーは凄かった。8回表にワンアウト満塁から緊急登板したブリットンであったが、代打のイ・デホを左腕からの超高速シンカーで三振に仕留めた。
「あの球速で、あれだけ変化する球をあまり見たことがありません」と、山下大輔氏は驚嘆していた。
なんといっても、ボールの軌道が異常だった。いったんスライドしてからシンカーの軌道を描くたぁ。
向こうでは、そのボールを「エキストラ・ムーブ」と呼んでいるそうである。
156kmの超高速ハードシンカー。これぞ、大リーグボールだ。
「エキストラ・ムーブ」という観点からすれば、消える魔球の軌道は、ブリットンのシンカーどころの騒ぎではない。
魔送球の縦変化って、そんなもん、ボールが見えたって打てんよ。
いよいよ、明日、白鵬と稀勢の里が全勝同士でぶつかる。これぞ直接対決の極みである。
その一番の注目度の高さは、今世紀の取り組みで随一かもしれん。それほど明日の一番は大一番と言える。
明日は、バカな観客が稀勢の里コールをするだろうな。それは白鵬に対して失礼というものである。
観客よりも稀勢の里コールをしたいのは、協会の幹部連ではないか。北の湖前理事長も、草葉の陰から稀勢の里を見守ると思われる。
もし八百長横綱が稀勢の里の立場だったら、明日の一番をいくらで買うだろうか?
奴は、そういうのに金の糸目はつけない。ズバリ、3000万と見た。
どうでもいいことだが、インタビュアーを務めていた刈谷アナの背広がヨレヨレだった。わしが気がつくほどだから、そのヨレヨレぶりがわかるというものである。
もしかして刈谷アナの自宅は地方にあるのか? 刈谷アナはチョンガーではあるまいから、そうなのだろう。
これもどうでもいいことだが、今日の正面解説の元霧島が、「毎場所のように白鵬が優勝を…」と言って、詰まってしまったのをチェックした。
白崎アナが、「白鵬が優勝を独占している感じですよね」と、助け船を出した。元霧島が語彙不足なのか、それとも初めての正面解説で上がっていたのか、その辺はナゾである。
明日は北の富士が正面解説ではないのか…。
野郎が明日の大一番の解説にふさわしいと思っているたぁ、わしも野郎に相当毒されているな。
今日は読売の試合がなかったので、NHK・BSで広島−ヤクルトを見ていた。って、わしは読売ファンなのかよ。
試合は、ヤクルトが延長戦でサヨナラ負けを喫した。敗因の1つは、中盤以降、打てなかったことである。
オンドルセクを出し惜しみしたのも、敗因として挙げられる。これが読売戦だったら暴れているところだ。
さて、明日はどちらを応援するかな。ひねくれ者のわしでも、「稀勢の里、負けろ」とは思わん。
いっそのこと、どちらが勝つかで勝負するか? 「チップ100枚でやる」という奴からの連絡を待っている…。
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