大会3日目

 プー太郎生活495日目。

 昨晩は寝そびれたのに、8時に起きることができた。それほど興味があるカードでない市尼崎−八戸学院光星なのに、よくそんな芸当ができたものである。

 試合は、八戸学院光星が6回表に一気呵成の攻撃を見せ、0−1から4−1にした。走塁死がなかったら、もっと点を取っていただろう。

 それでも、市尼崎は9回裏に追いつく粘りを見せた。が、10回表に勝ち越された1点を返す余力はなかった。

 試合中、アナが、
「市立尼崎が33年前に出場した大会では、清原、桑田が1年生で主力だったPLが優勝しました」と実況した。

 3連覇を狙っていた池田に触れなかったのは池田が優勝できなかったらいいとして、OBの池山に言及せんかい。

 今のアナは、池山のことを知らないのであろう。池山は、記録よりも記憶に残る選手だったからな。

 第1試合が終わると同時に、抽選のことで頭がいっぱいになった。果たして…。

 八戸学院光星の次の相手は東邦になった。まだ履正社の相手が横浜になる可能性が残って吐いた。

 第2試合は、予選で強力な東海大甲府の投手陣を粉砕した山梨学院が長崎商をクラッシュすると予想した。しかし、5点止まりであった。

 それは、吉田監督としても、
「計算外だよ、玄大佐」だったであろう。が、心配された投手陣が踏ん張り、5―3で勝った。

 長崎商とすれば、押せ押せの9回にセーフティーバントで相手にアウトをやったことで、潮が引いてしまったのが惜しまれる。

 さて、抽選だ。山梨学院のキャプテンよ、履正社を引いてくれ。

 かぁぁ。いなべ総合との対戦になった。

 これで履正社−横浜の確率が5割に上がった。ロシアンルーレットどころの確率じゃねぇ。

 そして、恐れていたことが現実となった。横浜の平田監督の勝利インタビュー中にインタビュアーが、
「次は履正社ですが…」と水を向けた瞬間、大絶叫マシーンとなった。

 鶏が絞め殺される時の声とは、そういう声を言うのだろう。近所迷惑もいいところであった。

 公家よ、なんで履正社の方を引いてしまったんだ? それよりも、似非・その都度抽選にした高野連にクソを食らわせてぇ。

 高野連、つくづく使えねぇ。奴らが似非・その都度抽選を優れた方式と悦に入っているのに腹が立つ。

 今日の東北戦を見たが、横浜−履正社は、履正社がやや優勢と思われる。いずれにせよ、この試合が事実上の決勝戦であることは間違いない。

 しかし、こんな早い段階でどちらかが消えることになるとは…。ここ十数年の甲子園大会で最も吐いた抽選結果である。

 第4試合は呆けて見ていた。近江としては、予選で無失点の京田を先発させなかったことが全て。監督の意図がわからんかった。

 常総学院が好チームなのは確かである。それでも、常総学院−履正社、横浜−中京になって欲しかった。

 って、わしは偏執狂なんじゃい。そして、過去を振り返る主義なんじゃい。

 ダメだ。まだ吐いている。今晩は寝苦しい晩になること必至である…。


次の日へ 前の日へ
日記トップへ HPトップへ
大会3日目