大会6日目
プー太郎生活498日目。
「甲子園は甘くありません」 第1試合を見て、冨士夫ちゃんのこの言葉を思い出した。
7回まで2安打1失点だったクラーク国際のアンダーハンドが8回表に4失点した。と言っても、バントの処理ミスが絡んでの失点だったから気の毒であった。
聖光学院としては、ノーアウト満塁の場面で、バッターが5番の左バッターだったのが幸運であった。あのアンダーハンドは、右バッターでは捉えるのは難しかったからである。
それにしても、国際クラークのアンダーハンドは打ちにくかった。予選でイニングに対して被安打が極端に少なかった理由がよくわかったわ。
クラーク国際は、8回、9回と、攻撃につきがなかった。タイムリーヒットの当たりが1塁ランナーに当たるたぁ。
9回は、相手にファインプレーが2つ出た。8回表で流れが変わったのは確かである。野球でも麻雀でも、流れは重要である。
アドゥワは、勝負どころで全てストレートという気迫のピッチングを見せた。しかし、最後は力尽きた。
そりゃ、力尽きるって。鬼嶋さんがキャッチャーのリードに何度も苦言を呈していたように、無駄な誘い球が多すぎだって。
如何せん、松山聖陵は打線が弱かった。初回から9回まで点が取れる雰囲気がまるでしなかった。
それだけに、同点に追いついた後のノーアウト3塁を逃したのが痛かった。スクイズもありかと思ったが…。
アドゥワはプロに行かない方がいいな。それ以前に、ドラフトで指名されないだろう。
作新学院の今井って、あんなに速い球を投げるのか。作新学院は打線もいいし、上位に進出する可能性を感じた。
だが、作新学院を応援する気にはならん。選手に何の罪・咎はないが、船田一族が作新学院の経営者だからである。
って、心が狭いぞ。もっと素直にならんかい。
ワンセグは便利だな。神宮球場にヤクルト−読売を観戦しに行くことになっていたので、秀岳館−常葉菊川は、6回から電車の中でワンセグで見ていた。
監督が曲者同士の対決であったが、軍配は不自然なデブの鍛冶舎監督に上がった。鍛冶舎監督は、見事な投手リレーを演出した。
ただし、打線には不満が残った。ある程度の強打は見せたものの、何の変哲もない常葉菊川の左腕の攻略が遅かったからである。
常葉菊川打線は、看板倒れだった。やはり2007年と2008年の打線は‘別’だったんだな。
第4試合の解説は印出氏であった。印出さんは2度目のTV解説なのに上がっていた。
声が震えていたのを、わしは聞き漏らさなかった。ったく、しょうがねぇなぁ。
というわけで、ヤクルトの死に馬キックが炸裂した。死に馬たって、山田、川端、畠山、雄平がいないんだから、腐乱死体の状態だ。
実際、西浦、バレンティン、今浪のクリーンアップを電光掲示板で見て、「あんだ、そりゃ」と思った。
かたや読売は、ギャレット、クルーズが6番、7番。まさに彼我の戦力差である。
が、全く期待していなかった西浦が決勝ホームランを放った。熱狂的な読売ファンの書記長は、そのホームランの後、しばらく絶句していた。
その気持ちはわかる。逆の展開だったら、わしが吐いているところであった。
果たして、明日、8時に起きられるであろうか? 早川がサガンをサクッと完封するところを見たいものである…。
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