見積書が来る

 プー太郎生活617日目。

 在宅の仕事をしていたら、インターホンが鳴った。

 速達だと? いったい、何が郵送されて来たんだ? 封書を見たら、二重窓の業者からの見積もりであった。

 見積もり書は6つ入っていた。そのうちの3つは、即、却下だ。木目調のオシャレな二重窓にするつもりはない。

 で、残りの3つの額の違いは、単板ガラスに違いによるものである。単板ガラス(3mm)のが75700円、単板ガラス(5mm)のが79630円、複層ガラス(3mm−3mm)が93670円だった。

 このうち防音効果が最も高いガラスは複層ガラスだろう。その確認の電話をしたら、最も防音効果が最も高いガラスは複層ガラス(3mm−3mm)ではなく、なんたらかんたらガラスとのことだった。

 それだと値段が10万以上になるくせぇ。電話では額が確定しないので、
「あらためて見積書を郵送します」と言われた。

 おいおい、先週、見積もりに来た奴らは、どういう報告をしたんだ? わしは、
「防音効果が最も高いガラスで見積もってくれ」と言ったはずだぞ。

 それよりもだ。
「ガラス代だけで13万」なんて、脅かしやがって、この野郎。

 ともかく、20万などという目の玉が飛び出る額でなくて良かったわ。12、13万なら御の字と言えよう。

 しかし、これで、ますますキムラが遠のいた。何か臨時収入がある時に変身するやもしれんが。

 なんだかんだで、在宅の仕事の能率が上がらなかった。そういうこっちゃ、いかん。

 明日はトリミングの日である。引っ越してから初のトリミングなので、余裕を持って家を出る。

 その辺は、麻雀に遅刻したことがないわしの本領発揮と言える。麻雀の集合時間に遅れる奴は、雀士として失格だ。

 明日は9時半に起きる予定である。それにプレッシャーを感じている…。

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