大会3日目

 プー太郎生活679日目。

 打てなかった。日本の敗因は、その一語に尽きる。

 勝つとすれば1−0しかなかったのか…。その可能性があっただけに、多少の悔いは残った。

 アメリカのオールスター打線を菅野があそこまで抑えるとは予想外であった。それだけに、名手・菊池のミスが残念である。

 8回表のキンズラーへの配球も惜しまれる。ツーナッシングからスライダーを選択するなって。

 松田がファンブルした瞬間、声が出た。松田が焦ったのは仕方ない。

 こうしてみると、打者・大谷の不在が大きかった。青木がサッパリだったし。

 アメリカとの試合でイッている時に、インターホンが鳴った。そんなもん、余裕で無視だ。

 後でポストを見たら宅配業者の不在通知がなかったので、新聞の勧誘か何かだったのだろう。ったく、フザケやがってぇ。

 試合終了後、しばらく呆然としていた。放送席もお通夜状態であった。

 放送席といえば、明日の決勝戦の放映権を持っているテレ朝のスタッフらは、今日の日本の敗戦に吐いたなんて甘いものではあるまい。

 アメリカ−プエルトリコでは、誰も見ないわな。わしは録画するが。

 明日は、プエルトリコを応援する。アメリカは好きじゃねぇ。

 あに? 小久保監督が退任だと? そんなもん、プレミア12で優勝を逃した時点でクビだって。

 ブラジルには、
「負けた戦争から帰って来た人間を次の戦争に送ってはいけない」という教訓がある。日本では、それが実践できない例が多すぎる。

 ただ、誰が監督になっても、本気になったアメリカやドミニカには勝てまい。メジャーの投手の動くボールに、日本の打者では対応できないからである。

 それはそうと、観衆が少なかったな。地元のアメリカの試合で、それもスター揃いのチームなのに、どういうこっちゃ? 

 雨の影響か? それとも、アメリカではWBCが不人気なのか? 

 これなら次回も日本ラウンドがあるだろう。あいつら、金儲けには長けているからな。

 第1試合は、福岡大大濠が4−0としたところまで見ていた。

 結果は、6−3か。福岡大大濠のエース三浦は、秋の九州大会の出来とは程遠かったくせぇ。

 東海大市原望洋にとっては、ハガい試合になった。押しまくりながら、サヨナラにすることができなかったのだからな。

 麻雀でもチャンスを逃し続けると、相手の流れになってしまう。14回表は相手に流れが行って、あっという間に4失点した。

 健大高崎と札幌第一は、健大高崎の完勝であった。札幌第一が公式戦のチーム打率が1位たって、北海道での公式戦だから、当てにならないと思っていた。

 健大高崎はダークホースに挙げられただけのことはある。2回戦での対戦が予想される仙台育英戦が楽しみだ。

 正直言って、第2試合と第3試合は呆けて見ていた。イスラエル戦を観戦に行って、日本代表に思い入れが強くなっただけに、今日の敗戦がショックだったんじゃい。

 相撲も吐きながらの観戦であった。それでも、多少は集中できた。

 稀勢の里は、高安が負けたのを見て、どう思ったか? 弟弟子でも、稀勢の里は少しホッとしたことだろう。

 琴奨菊は、痛い星を落とした。今場所は不調の勢相手に、立ち会いの変化はまずかったな。

 あと5日で4勝か。今日の黒星が致命傷になるような気がする。

 今日の
「横綱名勝負」は、9年前の初場所の白鵬−朝青龍であった。この1番は、わしが見た相撲の中でも5本の指に入る名勝負である。

 明日は、籠池の証人喚問とUAE戦がある。

 自民党は、証人喚問をWBCの決勝戦にぶつけて関心をそらそうとしたくせぇ。奴らの目論見が外れたことだけは良かった。

 UAE戦は、今から痺れる。ドアウェイだけに、引き分けで御の字と考えるべきではないか?

 現在、午後10時。まだ嘔吐中である…。

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