大会11日目

 プー太郎生活687日目。

 岡田監督は学習してねぇ。昨夏の常総学院戦で、2番手の山口を先発させて負けたのを忘れたのか? 

 準決勝戦に秋の公式戦の防御率が7.94のピッチャーを先発させるたぁ。実際、先発左腕は超かわい子ちゃんであった。

 昨夏の常総学院戦での山口の先発は、まだわかる。山口はドラフト指名されるほどの好投手だったからな。

 それでも何とか履正社が勝てたのは、報徳学園が昨夏の常総学院ほどの力がなかったからである。それと、先発左腕が大量失点する前に竹田を投入できたことも、履正社としては大きかった。

 それにしても、履正社は、よくマクったものだ。流れは完全に報徳学園だっただけに。

 1点リードされた9回は、
「日大三戦で走者一掃の一打を放った背番号3の選手を代打で起用しろ」と、わしは独り言を言っていた。

 そしたら、そのバッターが代打で出て来て、ツーベースを打ち、ノーアウト2塁となった。報徳学園バッテリーからすれば、2球空振りを取っていたチェンジアップで押すべきではなかったか? 

 その後、ワンアウト1、3塁からスクイズがフィルダースチョイスになって、履正社が同点に追いついた。ピッチャー前に転がったボールをピッチャーがキャッチャーにグラブトスしたが、ホームがセーフになったのである。

 初田アナよ、そういうのをフィルダースチョイスというんだよ。フィルダースチョイスを理解していないアナに実況させるのは、わしに歌番組の司会をやらせるようなものである。

 報徳学園としては、9回に余計なランナーを出したのとミスをしたのが悔やまれる。やはり無駄なランナーを出したらダメだな。

 報徳学園の永田監督の勇退が美談として語られている。が、永田監督も曲者くせぇ。

 ゲンダイのコラムで元横浜高校の小倉元部長が、
「永田監督の方から練習試合を申し込んで来たのに、エースを1イニングで降板させた」「兵庫県の他の強豪校に進学しそうな中学生を横浜に入学させるように頼んできた」など、珍しく他人の悪口を書いていた。

 永田監督は、
「金村で優勝したチームでライトを守っていました」と、よく紹介される。が、何度も日記で書いているように、永田は、2回戦の横浜戦の拙守で次の試合から先発を外されている。早実戦も、永田は出とらん。

 永田監督の最高傑作は、大谷を中心に2002年の選抜で優勝したチームだろう。尾崎、松下、長滝、石井、前山ら強打者を何人も擁したチームが常に頭にあるのか、永田監督は、ここ数年のチームの貧打を嘆いていたという。

 その気持ちはわかる。誰だって、成功体験は忘れられないものよ。

 2度あることは3度ある。鍛治舎監督は、その格言を噛み締めていよう。

 今日は、秀岳館の勝てる試合ではなかった。相手エースの徳山に、ほぼ完璧に抑えられたからである。

 やはり秀岳館は、打線が去年より小粒だな。もっとも、昨年の打線でも、今日の徳山から3点以上取れたとは思えないが…。

 鍛治舎監督の方がムーミンよりデブだ。2人が対戦して、そのことがよくわかったぜ。

 鍛治舎監督も60を過ぎて、あんなに太っていて大丈夫なのか? 健康診断の数値は相当ヤバいはず。

 大阪桐蔭は、試合ごとに違う選手が殊勲打を打っている。それだけ打線に厚みがあるということだろう。

 第2試合は、スコアこそ2−1だが、第1試合ほどの緊迫感はなかった。それだけ大阪桐蔭が安定した試合を展開したと言える。

 その安定感からして、明日の大阪決戦は、大阪桐蔭がやや優位か? 竹田より徳山の方が力強いし、打線も大阪桐蔭の方が切れ目がない。

 秋の大阪大会では、徳山を打った履正社が7−4で勝っている。しかし、明日は、5−3で大阪桐蔭と見た。

 問題は、明日の大阪の天気である。いったん曇りの予報になったのに、また雨の予報にしやがって、この野郎。

 客の入りを考えて、ちょっとした雨でも高野連は、土曜に順延させるかもしれんな。高野連の使えなさは、アホ後輩の使えなさどころではない。

 明日、プロ野球が開幕する。今年もアンチ読売を貫く。

 だからして、明日は読売の開幕戦を見る。アンチもファンだと、何度も言わせるな。

 さ、これからメシだ。今日も野菜を全く摂取しないのは書くまでもない…。

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