大会12日目

 プー太郎生活689日目。

 大阪桐蔭、強し。8回裏に同点に追いつかれたものの、内容では圧倒していた。

 大阪桐蔭の強みは、どんな試合展開でも勝てることである。今日は、同点の9回表に大量点を取った。

 どんな試合展開でも勝てる…。その中で最も厳しい展開だったのは、2回戦の静岡戦だった。

 初回に6点を取って、その裏に6点を取り返されたのだが、6点で済んだのは、坂之下がセンター前に抜けるような当たりをスーパーキャッチして、ファーストランナーをセカンドで封殺したビッグプレーがあったからである。

 そのプレーがなかったら、とんでもないことになっていただろうから、乱戦の中で目立たなかったものの、大阪桐蔭にとってはチームを救うビッグプレーであった。

 しかし、9回の同点の場面で代打がホームランを打つかよ。とんでない層の厚さだ。

 9回にリリーフで登板した根尾の投球が不安定だっただけに、その後の追加点が大きかった。代打のツーランで終わらないところに大阪桐蔭の底力を感じた。

 大阪桐蔭には、スーパー2年生の根尾ら好素材の2年生が揃っている。史上初の3連覇があるか? 

 履正社が好チームなのは疑いようもない。ただ、今日は5回までノーヒットで、試合の主導権を握れなかった。6回裏のノーアウト3塁を逃したのも痛かった。

 履正社としては、ソロホームラン3発はショックであったろう。特に先頭バッターのホームランは堪えたはず。

 そのホームランを見て、
「PLの佐藤以来だな」と呟いた。わしは、佐藤のプレーボールホームランに吐いたんじゃい。

 2点目の坂之下のホームランは、クソをしていて見ることができなかった。かぁぁ、ワンセグを持ってトイレに行くべきだった。

 3本目のソロホームランが出て3−0となった時は、徳山の出来からして、そのまま大阪桐蔭が押し切ると思った。それを8回に連打で追いついたのは、さすが履正社である。

 おい、高野連、このどちらかが必ず予選で消えないとならないのを何とかしろ。が、わしも妙案が思いつかん。

 それにしても、NHK、使えねぇ。連続テレビ小説の再放送なんぞをしやがってぇ。そんなもん、試合が終わってからにしろ。

 それと、試合終了直後のカメラワークにも大喝だ。大阪桐蔭ナインがマウンド付近で歓喜するシーンを映さないとはよ。

 今年も、あっという間に選抜が終わってしまった。純粋に選抜を楽しんだ奴らも、琴光喜になっていた奴らも、お疲れ様であった。

 ここでブレークタイム。昨日のゲンダイに載っていた記事を紹介したい。

 
今大会に出場した、ある学校。監督は、高校球界でも名の知れた指導者の下、コーチとして育てられ、一時期は後継者になるのでは、とも言われていた。

 そこでテレビ局は、その指導者である恩師に連絡を取り、
「解説をお願いします」と頼んだところ…。

 
「それが『絶対嫌だ』の一点張り。結局、交渉決裂となった。後で知った話ですが、指導方針を巡って対立したそうなんですよ。監督が恩師に意見したところ、『俺に逆らうのか!』と激怒。『オレの後継者はアイツだと思っていたが、もう知らん』と、今は絶縁状態だと聞いています」

 そんなもん、リーチ一発ツモで三白眼の男と帝京第五の小林監督の関係とわかったぜ。

 三白眼の男、全くダメ。それじゃ、暴君怪獣・タイラントじゃねぇか。

 三白眼の男のチームが低迷しているのも当然だ。今の生徒が三白眼の男のような指導者を好むはずもない。

 さて、大会ベストナインを考えたい。

 投・徳山(大阪桐蔭)
 捕・古賀(福岡大大濠)
 一・木本(秀岳館)
 二・坂之下(大阪桐蔭)
 三・安田(履正社)
 遊・小園(報徳学園)
 左・若林(履正社)
 中・藤原(大阪桐蔭)
 右・山本(大阪桐蔭) 

 サードは、最後の最後まで安田か山田かで迷った。大会での活躍度では山田だが、三白眼の男なら安田を選ぶと思って安田にした。って、意味がわからん。

 あんだと? 読売が逆転サヨナラ勝ちしただと? 

 あ゛〜、ライブで見てなくて良かったぜ。夜に飲み会があったことは幸いもいいところだ。

 その飲み会で、わしは食いまくった。飲み放題食べ放題なので、日頃の貧弱な食事にリベンジをしたのである。

 あ゛、'アカギ’を立ち読みするのを忘れた。4月早々ハガい…。

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