まだ吐いておらず
プー太郎生活785日目。
俺は双頭怪獣パンドンじゃねぇ。埼玉大会準決勝と熊本大会決勝を見ていて、そう呟いてしまった。
埼玉大会準決勝の浦和学院−春日部共栄はテレビ埼玉で、熊本大会決勝の秀岳館−九州学院は朝日のライブ中継で見ていた。
浦和学院は薄氷の勝利であった。2−2の8回表、ツーアウト2塁の場面で相手4番に、リリーフに出ていた佐野が左中間に大きな当たりを打たれた。
打球が飛んだ瞬間、「抜かれた」と思った。が、センターがスーパーキャッチ。もし勝ち越されていたら、流れからしても浦和学院は負けていただろう。
浦和学院打線は、本多監督が左バッターが多い浦和学院打線用に起用したと思われる左のサイドハンドピッチャーを打ちあぐんだ。8回までヒット3本に抑えられた中、よく2点取ったものである。
2点目はスクイズで挙げた。この辺は、森士監督の采配が冴えていた。
森士監督としては、リリーフに出した絶対的エースの佐野が連続暴投で前のピッチャーが残したランナーを還してしまったのは「計算外だよ、玄大佐」であったろう。
サヨナラの場面は、春日部共栄に悔いが残ったはず。ツーアウト2塁で、9回の途中から登板した右腕サイドハンドが左バッターにタイムリー内野安打を打たれたからである。ここは塁を埋めるべきではなかったか?
それにしても、浦和学院は決勝戦まで険しい道のりであった。試合後のインタビューで森士監督が、「抽選が決まった時、苦しいブロックに入ったと思いました」と言ったのもわかる対戦相手であった。
準々決勝が聖望学園、準決勝が春日部共栄だったのだから。まるで明訓高校の組合せだ。
花咲徳栄は、7回に9点を取って快勝した。その結果、決勝戦は大方の予想通り、浦和学院−花咲徳栄となった。
果たして、どちらが優勢か? 佐野をリードしている場面で投入することができるかどうかが大きなポイントとなろう。
秀岳館打線は、2年生ピッチャーの田尻のうまいピッチングに手こずった。9回の決勝点はラッキーであったとはいえ、秀岳館の勝負強さが光った。
打線は旧チームより2段階くらいスケールが小さいものの、プロ注目の左腕2人を擁する投手力からして優勝候補に推されよう。
問題は、鍛治舎監督の太鼓腹を甲子園で見られるかどうかである。鍛治舎監督は選手の心の拠り所になっているくせぇから、回復するかしないかでは大違いになる。
というわけで、今予選では、未だに吐いていない。7月24日の時点で吐いていないのは初めてである。
あに? 大阪桐蔭と履正社が準決勝で当たることになっただと?
その試合をライブ中継しなかったら殺すぞ。それはないと思うが…。
大阪桐蔭は、エースの徳山を温存して、5−0できっちり勝った。履正社は、安田にホームランが出るなどして大勝した。
どちらかが予選で消えるのは勿体ないにも程がある。高野連、何とかしろ。
明日もティップネスをサボって、J:CОМと朝日のライブ中継を見る。そして、千葉大会の決勝戦を録画する。
よもや早実が負けることはあるまいな? 順当に行けばコールド勝ちだろう。
早実の試合よりも日大三−東海大菅生の方が気になる。接戦は必至である。
朝日のライブ中継では、広陵−広島新庄に釘づけになろう。3、4点勝負か?
予選が終盤戦だから、大相撲ロスがない。甲子園ロスを今から恐れている…。
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