大会10日目
プー太郎生活808日目。
神戸国際大付は勝負弱い。ようやく夏の甲子園で1勝できたので、けっこう上の方まで行くと思っていたのだが…。
神戸国際大付はチャンスであと1本が出なかった。ワンアウト3塁を2回も逃したら接戦の試合では厳しい。
神戸国際大付のОBや関係者にはクソハガい試合であった。チャンスを潰した度に吐いたことだろう。
今日も、天理の中村監督の投手起用が当たった。神戸国際大付の3、4番と北海戦で2打席連続ホーマーしている6番の谷口が右ということからか、初戦に投げさせた左腕ではなく、サイドスローのピッチャーを先発させた。
それがズバリであった。4番の猪田を完全に封じたからである。
また、敬遠策もうまくいった。ワンアウト2塁で左の2番バッターを敬遠したのには驚いたわ。敬遠策が裏目った神戸国際大付とは対照的であった。
わしは、敬遠策をお互いに駆使するような緊迫した試合が好きだ。「9−8のような点の取り合いが面白い」なんて言っている奴はトーシローよ。
二松学舎は反撃が遅かった。そして、9回表の3失点が致命的であった。
二松学舎打線は、「打てる」と思って早打ちして、相手右腕の打たせて取るピッチングに嵌った。内野ゴロの金太郎アメでは点は取れん。
4併殺か…。2点を追っての8回裏のワンアウト1、2塁で、右のトップバッターが初球の難しいインコースのストレートを打ってのショートゴロゲッツーが特に痛かった。
その場面、わしは、初球に併殺を狙ってインコースのストレートを投げて来るのを読んどった。「初球のインコースの難しい球に手を出すな」という攻撃のタイムを取っていればと惜しまれる。
応援していた二松学舎が負けると思っていなかったので、ストレスの溜まる試合であった。準々決勝で東京対決を見たかったぜ。
明豊−神村学園の「9−8は面白かった」。ただ、最後のサヨナラ押し出し四球は後味が悪かった。
同点のツーアウト満塁でノーストライク・スリーボールからピッチャーが開き直って、外角低めのストレート2球でフルカウントとした。
6球目も外角低めのストレート。見送り三振チェンジと思いきや、球審の手が上がらなかった。
バッテリーも観衆もアナも、そして打者も呆気に取られた。なかなか一塁に歩き出さなかったことからも、打者も見送り三振に倒れたと思ったのであろう。
それにしても、明豊の逆転劇には驚いた。ツーアウトランナーなしから3点差をマクるたぁ。
高校野球は、いったん相手の流れになると濁流に飲み込まれたようになることがしばしばある。12回裏は、まさにそんな感じであった。
第3試合の勝負が決まったのは12回。それからしても、タイブレークが如何にナンセンスなのかがわかる。百歩譲ってタイブレークを導入するとしても、延長15回が終わってからにしろ。
第4試合は、東海大菅生の圧勝だった。東海大菅生は2回戦からの登場で、今日はエースの松本を温存できた。
しかも、準々決勝まで中1日空く。もしかしたら東海大菅生が優勝まで最短距離かもしれんな。
明日は、4試合とも楽しみな試合である。盛岡大付、花咲徳栄、広陵、大阪桐蔭が勝つか?
しかし、高野連、使えん。つまらん抽選方式もいいところだ。
明日も早起きだ。7時台に起きられない体質になってしまったのがハガい…。
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