大会14日目

 プー太郎生活813目。

 今日は花咲徳栄が勝つと予想していた。広陵の投手力が不安定だったのでな。

 しかし、これほどの大差になるとは思ってもみなかった。大差になったのは、花咲徳栄のバッティングが広陵の投手陣を上回ったのと、広陵の守備にミスが多かったことが要因である。

 花咲徳栄の打線がいいのは、予選から全試合を見ていたので知っていた。

 しかし、甲子園では、そうは打てないと思っていた。予選の決勝戦の浦和学院戦は5安打で、5得点もタイムリーではなかったので、好投手を相手に打てるか不安があったからである。

 それが、1回戦から打ちまくった。左バッターが先発に6人もいるのに、左ピッチャーを全く苦にしなかったことは特筆される。

 花咲徳栄が埼玉勢初の優勝を成し遂げた。上尾も、浦和学院も、春日部共栄もできなかったことを花咲徳栄が達成したわけだ。

 花咲徳栄の優勝で、3年連続で関東勢が夏の甲子園を制した。これは、74年の銚子商、75年の習志野、76年の桜美林以来である。


 今日の平元は、そんなに悪く見えなかったが…。最激戦区ゾーンに入り、その後も厳しい試合が多かっただけに、平元と山本がへばっていたのは確かである。

 広陵としては、ビッグイニングを2回作られたのが全てであった。2回ともミスが絡んだだけに悔やまれる。

 中村が泣いとった。記録をいくら作っても、チームが負けては喜べんわな。

 中村が清原のホームラン記録を抜いたが、通常なら抜かれた人間のコメントが出される。

 が、今の清原からコメントを取れるはずもない。清原は、自分の記録を抜かれて吐いたのだろうか?

 今日の実況は、アナが太田アナで、解説が前田正治氏であった。むろん、それにアヤをつける。

 太田アナは大相撲の実況でお馴染みなので違和感があった。別に下手ではなかったが。

 前田さんは、正直言って上手くない。1回に平元が2点失ったところで、
「ここは粘ることです」と言ったのに、「杉本さんなら、配球とか、もっと具体的に修正点を指摘するのにな」と思った。

 また、10点差を追う広陵がワンアウト、1、2塁の時の
「打者は粘ってアウトにならないことです」には、思わず、「あんだ、そりゃ」と呟いてしまった。

 かつての土門アナ−松永さんのコンビが懐かしい。とにかく、NHKは大会ごとに実況アナを変えるな。

 今回はベストナインが選定しにくい。それでも、とりあえず選んでみた。

 [投]清水(花咲徳栄)
 [捕]中村(広陵)
 [一]野村(花咲徳栄) 
 [二]千丸(花咲徳栄)
 [三]亀岡(済美)
 [遊]泉口(大阪桐蔭)
 [外]西川(花咲徳栄)
    丸山(前橋育英)
    植田(盛岡大付) 

 ところで、U18のメンバーは、前田流
「勝てるチーム」の構成になったくせぇ。予選で敗退した高校から清宮だけでなく、安田、三浦、古賀、小園らが選ばれている。

 それと、秀岳館の左腕2人も入った。これも異例である。

 清宮、増田、安田、中村を、曲者・小枝監督は、どう並べるのか? ジグザグ打線にすると思うが…。

 あ゛〜、今年もわけのわからないうちに終わってしまった。この速さはシャレにならん。

 しかし、感傷に浸っている暇はない。BS放送の復旧、市役所への殴り込み、青色申告会詣で、整骨院への再通院などが控えている。

 何より10月までにホームページを移転させないとならないのがハガい。au、殺すぞ!

 とりあえず、これから侘しい食事を取る…。

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