空飛ぶ一つ目

 
 プー太郎生活960日目。

 ティップネス後に眼科に寄った。そして、検査を受けてきた。

 期限が今日までだったので、今日が雨とかでなくて良かったわい。

 問題は金曜の天気である。青色申告会で確定申告をする日なのだが、雪たぁ、フザケた予報を出しやがってぇ。

 さすがに出前というわけにはいかん。気象予報士どもよ、予報を変えろ。

 眼科での検査結果であるが、まずは眼科医の感じが良かったのに感心した。混んでいた理由の1つと思われる。

 最初に視力検査を受け、次に眼圧を測り、最後に目の写真を撮った。眼圧に問題がなかったので、眼底検査は行われなかった。

 裸眼で右目が0.1、左目が0.3とは、
「計算外だよ、玄大佐」。前の職場で視力検査を受けた時は、両目とも0.04だったのだが…。

 仕事をセミリタイアして、目を酷使しなくなかったから視力が上がったのか? そうとしか思えん。

 眼科医から目の拡大写真を見せられながら色々と説明を受けた。

 目は、唯一、動脈と静脈が表面に出ている所だという。

 なので、目の上を走っている動脈と静脈を写真で見れば、動脈硬化を起こしているかどうか、糖尿病かどうか、緑内障かどうかがわかるくせぇ。

 その結果、いずれもセーフであった。それにはホッとしたわ。

 それにしても、大写しになった、てめぇの目を見るのは気持ちのいいものではなかった。というか、吐いた。

 普通の奴は大写しになった目を見たら、鬼太郎の目玉オヤジに頭が行くだろう。が、わしは、赤影の金目経編に出てくる
「空飛ぶ一つ目」が頭に去来したわ。

 
      
  空飛ぶ一つ目

 最後に眼科医に、
「今回のように若いうちから検査を受けるべきです」と言われたのに納得した。

 そう。わしは、まだ若いんじゃい。

 もし結膜炎とかになったら、今日、検査を受けた眼科で治療してもらうか、うちから歩いて2分の所にある眼科で診てもらうか、悩むところである。

 前者は、徒歩では20分掛かるのがハガい。自転車なら、金竜飛運転で7分といったところか?

 あらっ。水泳キャップがバッグの奥にあった。

 これで水泳キャップを買わずに済む。たとえ106円でも無駄使いしないことに越したことはない。

 今日の1時前に西武新宿線で人身事故があったくせぇ。それをティップネスに居る時に知った。

 
「午後2時からの『なんたらレッスン』ですが、インストラクターが電車が止まっていることで来られませんので、誠に恐縮ですが、中止とします」との放送があったからである。

 よりハガいのは、そのレッスンに参加しようと思っていた奴らではなく、インストラクターだ。

 インストラクターは歩合制での契約だろうから、その分、減収となるはず。インストラクターも楽な仕事でないな。

 やはり桑田が水野から放ったホームランは狙い打ったものだったのか。
「桑田真澄3」を読んで、そのことを再確認した。

 あのホームランは、わしが最も衝撃を受けたホームランである。池田ナインは、あのホームランで心が折れたと思われる。

 ホームランを打たれるはずがない水野が1年生にレフト中段に運ばれたのだから、蔦監督の、
「水野がちょっと打たれたからって、オタオタしよって」は無理な要求だって。

 今後も、83年の池田―PLは語り継がれて行くだろう。あの試合ほど、流れというのを感じさせた試合はない。

 今日で1月が終わりか。今年も日が経つのが早ぇ。

 しかし、わしは、まだ若い。そう思わないと、やっとれん…。

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