大会5日目

 
 プー太郎生活1015日目。

 
「左バッターに左ピッチャーじゃないのよ」 

 王大先輩が読売の監督時代、広島の小早川に左の角をリリーフに送って痛打されたのを見て、解説の張本がそう言った。

 今日の第1試合で聖光学院の先発左腕が東海大相模の左バッターに打ち込まれたことで、張本の不機嫌攻撃を思い出したわ。

 東海大相模−聖光学院は、1回裏の東海大相模の6点で勝負が決した。ピッチャー・斎藤の追い打ちのスリーランで、聖光学院ナインの心が折れたと思われる。

 強力打線の聖光学院と言えども、斎藤相手に5点のビハインドは厳しい。

 むろん、南海権左のチリツモ作戦も通じない。チリツモ作戦の欠点である
「相手の攻撃を計算に入れてねぇ」も露呈した。

 聖光学院のエース・衛藤が登板できなかったことを割り引いても、東海大相模の打線は本物だと思った。だから、わしは単純なんだよ。

 準々決勝の第1試合は東海大相模−明徳義塾と思われるが、東海大相模の方が優勢だろう。市川が東海大相模打線に打たれるのではないか?

 聖光学院が夏の甲子園で活躍するには、エースの衛藤の復活することが絶対条件となる。それと、打線をもう1度整備する必要もある。

 延岡学園の2番はピッチャーだった。ピッチャーで2番といえば、西武で活躍した享栄の高木を思い出す。

 90年の享栄は、草間、高木、湯浅ら強打者が揃っていたが、2回戦で榎がエースの東海大甲府に敗れた。この試合でわしが吐いた理由については、ここでは申し上げない。

 夏は、高木が中京戦で稲葉篤紀に試合を決めるスリーランを打たれて予選で敗退した。それが愛知予選の厳しさである。

 第2試合は、国学院栃木が逆転勝ちした。昨日のゲンダイで延岡学園の三浦監督のインタビューを読んで感銘を受けたので、延岡学園を応援していたのだが…。

 国学院栃木の7番バッターは、三塁打を打てばサイクルヒット達成であった。3倍満を和了るよりは遥かに易しいとはいえ、三塁打が残ってはきつい。

 明秀日立が勢いに乗ってきたな。今日の高知戦は快勝であった。

 次は大阪桐蔭戦か。明秀日立の細川はオーソドックスな右腕だから、大阪桐蔭打線とすれば与しやすいだろう。

 第3試合の途中でJ:CОМからのスタッフが2人来た。

 Wi-Fiの設定をやってもらって助かったぜ。わしでは無理だったろう。

 ドサクサ紛れに、月に500円のJ:CОМ・ブックスに契約させられた。が、雑誌を700冊、パソコンとスマホで読み放題というのは有難い。

 SPA、週刊現代、エクセル本、週刊ベースボールなどが含まれているのだから、500円でお釣りが来る。

 今日で優勝候補のチームが出揃った。東邦以外は順当に勝ち進んだ。

 初戦を見る限り、最有力はやはり大阪桐蔭だろう。続くのは東海大相模か? 

 その両校と、明徳義塾、智弁和歌山、創成館が5強であることは確かである。

 そんなこったろうと思ったよ。佐川氏の証人喚問のことである。

 良心の呵責も元高級官僚としての矜持も、官邸の圧力の前に木っ端微塵になったということか。

 フザケた答弁で官邸を守ったことで佐川氏が逮捕されることはないだろう。官邸とそういう取り引きがあったことは小学生でもわかる。

 まあいい。これで、ますます内閣支持率が下がるだろうからよ。

 午後9時からウクライナ戦を楽しむ。松木の言うところの、
「シャレにならないよ」になりそうな予感だ…。


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