大会10日目
プー太郎生活1020日目。
第1試合:東海大相模3−1日本航空石川
東海大相模が台風の目にありつつあった日本航空石川を堅実な野球で降した。
東海大相模の勝因は、相手にリードを許さなかったことである。相手左腕が良かったので、1点でもリードされたらハガいことになっていた可能性が高い。
日本航空石川の杉本は、まごうことなき好左腕。明徳義塾も東海大相模も手こずった。
同じ石川の星稜よりも日本航空石川の方が力が上なのは確か。事実、秋の北信越大会の決勝では、日本航空石川が10−0で勝っている。
東海大相模がヒヤリとしたのは、8回の4番バッターのライトへの大飛球である。
打たれた瞬間、「逆転ホームランだ」と思った。クソ甘いフォークだっただけに、バットの先だったのが斎藤にはラッキー飯村だった。
門馬監督は、今後の試合もエースの斎藤をリリーフとして使うのだろうか? 斎藤が万全でないだけに、そういう起用になると思われる。
第1の解説の大矢さんは良かった。杉本さんのうまさには及ばないが、配球の話などが聞かせる。
第2試合:智弁和歌山11−10創成館
壮絶な試合であった。ランニングスコアを見ても、算数ができないから、ようわからん。
言えるのは、智弁和歌山打線が創成館の投手陣を打ち砕いたということである。
今年の智弁和歌山打線は、往時に匹敵する迫力がある。武内、池部らで優勝した打線に引けを取らないのではないか?
創成館とすれば、先発ピッチャーを間違えたのが悔やまれる。「たられば」が好きなわしに、「先発がエースの川原だったら」と言わせろ。
9回を終わって両チームがノーエラーだったことで試合が引き締まった。ところが、10回表にエラー絡みで、創成館が1点を勝ち越した。
やっと同点にした直後に勝ち越されると、もう追いつけないもの。それをよくマクったものである。
10回裏は、先頭バッターへのデッドボールが大きかった。ピッチャーが追い込んでいただけに悔いが残る一球となった。
最後は、レフトの守備が浅かった。同点にしたくないということで前進守備を取っていたのが裏目に出た。
第3試合:大阪桐蔭19−0花巻東
第2試合の興奮が冷めやらぬなか、第3試合の解説が足達さんと聞いて吐いた。
しかし、今日の解説は悪くなかった。誰かに指導を受けたのか?
試合は、初回の攻防が明暗を分けた。←そんなことは誰だって書ける。
花巻東としては、初回のノーアウト1塁2塁で、セカンドランナーがキャッチャーからの牽制で刺されたのが痛かった。←だから、そんなことは誰だって書けるって。
が、あれは空タッチに見えた。わしの錯覚かもしれんが。
佐々木監督としても、序盤で大差がついては手の打ちようがなかった。初回の4失点は、佐々木監督としては、「計算外だよ、玄大佐」もいいところだったろう。
今日は、昨日の試合で好投した伊藤も打ち込まれた。冨二夫ちゃんの言葉を借りれば、「いやいや、相手が違いますよ」であった。
今日の試合では、ムーミンの采配が冴えた。初回の4点目のスクイズは、わしは全く読んどらんかった。
大差がついたことで、ムーミンは余裕を持っての選手起用をした。柿木を5回で降板させたのと藤原を交代させたのは賢明だったと思われる。
ムーミンは、勝利監督インタビューも満点であった。わしはムーミンが好きだ。
第4試合:三重14−9星稜
第2試合と同じく点の取り合いになったが、第2試合とでは緊迫感が違った。その理由に関しては、ここでは申し上げない。
第4試合では星稜を応援していた。それだけに9回表の5失点は残念であった。
これで準決勝のカードは、東海大相模−智弁和歌山、大阪桐蔭−三重になった。ということは、わしの昨日の予想が全て当たったわけだ。
その確率は16分の1だから、競馬がヘタクソな奴にチップ16枚分を払わせる。野郎は今日もJRAに寄付しただろうから、田村を認めてやろう。
高校野球を終わってからプロ野球の結果に接して吐いた。読売が逆転勝ちたぁ。
昨日の「ベンチがアホやから」が尾を引いていたと思われる。うまくいけば阪神の3連勝だったのによ。
ハガい。ヤクルトが打てずに負けた。
連勝したことで優勝を確信したわしが南海権左だったわい。やはりAクラスで御の字か?
明日は休養日である。休養日は、わけがわからなかった準々決勝の2分割よりは遥かにいいと思う。
当然、明日はティップネスに参上する。選抜で行けなかった分を取り返したる。
明日の滞在時間の目標は5時間だ。滞在中も迫り来る選抜ロスと闘うことになろう…。