確 率

 
 プー太郎生活1033日目。

 土曜発行のゲンダイは寝る前に読むことにしている。

 政治面の
「自民党はこんな首相と心中するのか」の見出しは良かったものの、文中で安倍を呼び捨てで書いていないことにストレスを感じた。

 そのストレスを解消してくれたのが小倉元部長のコラムである。

 
「代表校が決まった際、このコラムで
『大阪桐蔭の優勝確率は70%』と書いた。

 負けるとすれば西谷監督の継投ミスとしたが、智弁和歌山との決勝のマウンドを柿木ではなく、根尾に託したのは流石だと思った。


 
大阪桐蔭は他校と比べて選手層がズバ抜けていた。根尾、柿木、横川のプロが注目する投手陣。野手では藤原、主将の中川、捕手の小泉らレベルの高い選手が揃う。

 
あえて言わせてもらうと他がだらしない。歴代の大阪桐蔭を見ても、藤浪、森を擁した春夏連覇の時代、中田や全国優勝した浅村の時の方が強かったと思う。

 それでも今年はライバル不在。100回記念大会の夏の全国制覇の確率は80%以上。これは普通ではない」
 

 小倉元部長のコラムは本当に読ませる。今回も膝を打った。

 わしも、藤浪、中田、浅村のチームの方が今年のチームより力があったと思う。優勝は逃したものの、辻内、平田、中田が1年の2005年のチームも凄かった。

 また、中田が3年の時の超ウルトラ重量打線も印象深い。そのチームが大阪予選で敗退したのが未だに残念でならない。

 わしは、
「夏の全国制覇の確率は80%以上」というのには懐疑的である。夏の全国制覇の確率は30%くらいではないか? 

 何があるのかわからないのが高校野球だしよ。実際、圧倒的優勢を伝えられた三重戦は土壇場まで追い込まれた。

 なお、わしがゴールデンウイークのクソ麻雀でプラスになる確率は100%である。そして、前のトリマーから連絡が来る確率は0%である。

 というわけで、午後5時からトリミングを受けてきた。今日の担当は、前回のトリマーではなかった。

 元より前回のトリマーが今日は居なかった。日曜に出前は考えにくいので、もう辞めてしまったのか? 

 ともかく、人手不足が深刻なのは確かくせぇ。
「6月まで予約で埋まっています」という張り紙があったしな。

 トリミング中、同じフロアで診察を待っていた30代のデブスが旦那とおぼしき男に、
「森友問題とか、ホント、どうでもいい」と、何度も大声で言っているのが耳に入った。

 そういうバカが日本をダメにしているんだよ。そういう奴から選挙権を取り上げないといかん。

 心の中で唾を吐いていたらトリミングが終わった。小太郎が小奇麗になったことで怒りが少し収まったわ。

 帰宅してすぐにHDDに録画していた読売−広島を再生した。5回を終わって2−2だった時点で家を出たので、結果が気になっていたのである。

 だから、上原はもう終わった投手なんだって。
「あんたの運も技術も、もはや麻雀打ちとして通用しない」って言ったじゃないか。

 二十股野郎に上原をファームに落とす決断ができるだろうか? これが若手だったら余裕でファーム行きだ。

 比嘉の減量失敗でのコンディション不良と心理的プレッシャーは想像以上だった。立ち上がりから体に切れとスピードがなかった。

 しかも、相手が強かった。長いリーチを生かしての左右のアッパーは厄介だった。

 陣営のタオル投入は賢明だったと思う。逆転の余地は全くなく、あれ以上続けてもダメージを重ねるだけだったからな。

 それにしても、皮肉なものだ。師匠も弟子も初黒星がタオル投入でのTKO負けとは…。

 村田のKO勝ちで、比嘉の試合の後味の悪さが多少は払拭された。ただ、相手のイタ公が大して強くなかったのは確かである。

 しかし、イタリア国歌をボクシングの世界タイトルマッチで聴くのは違和感があった。イタリア国歌は、サッカーの国際試合で演奏されてこそ聴き惚れる。

 なんだかんだで、将棋とアタック25を見る時間がない。今週中に何とかしたい。

 明日から、またティップネス通いだ。明日も不毛な日になる確率は100%である…。

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