究極の結果オーライ
プー太郎生活1108目。
結果オーライの究極タイガー。ポーランド戦は、その一語に尽きる。
そもそも、先発を6人も変えたのが間違い。決勝トーナメント進出が確定しないのに、何を考えていたのか?
実際、まるで攻撃の形が作れなかったじゃないか。槙野も危うくオウンゴールになるミスをするしよ。
しかし、本当にポーランドに死に馬キックを食らいやがった。それでも決勝トーナメントに進めたのはコロンビアのお陰である。
グラシアス、コロンビア! 2006年のWBCでメキシコに、「グラシアス、メキシコ!」と感謝した記憶が蘇った。
最後のボール回しは後味はクソ悪かったものの、わしは否定的ではない。点を取れそうな感じが全くしなかったし、ポーランドに追加点を取られたら終わりだったからな。
麻雀で言えば、逆転トップを狙う相手にリーチを掛けられたのに対してベタ降りし、流局を待つようなものであった。
そして、流れた。流局になったホッとしたわ。
むろん、海外メディアは日本のボール回しを酷評している。
ポーランド協会のボニエク会長は、「リードされている日本代表が自ら負けを選んだ。こんな試合は初めてだ」と指摘した…。
ほぉー。ボニエクはポーランド協会の会長になっていたのか。
わしは、昨日の日本以上の酷いボール回しを西ドイツ−オーストリアで見たことがある。その談合試合は、ワールドカップ史上において最悪の試合と言われている。
それはそうと、ボール回しの指示が早すぎやしなかったか? 5分以上やっとったぞ。
コロンビアが1点を死守したから良かったものの、もしもがあったら切腹のものの指示であった。
日本−ポーランドの試合終了がコロンビア−セネガルより3分ほど早かったので、即、NHKにチャンネルを変えた。
日本−ポーランドの試合終了の瞬間、NHKの視聴率はドッと上がったことだろう。
そしたら、セネガルのセットプレーの場面であった。よくコロンビア守備陣は防いでくれた。
その後は、「そのまま、そのまま」と、テレビの前で叫んでいた。「そのまま、そのまま」と絶叫しながら、馬券が紙クズになる奴とは大違いの結果になった。
セネガルもクソハガい。イエローカードの差で敗退とはよ。
それでも、抽選による敗退より遥かにまし。抽選での決着など論外だ。
1990年のイタリア大会では、オランダとアイルランドが総得点も含めて全ての数字が並んだ。
当時は現行のシステムは導入されていなかったので、抽選で2位と3位を決定した。
その結果、オランダが3位となり、西ドイツと決勝トーナメントの初戦で当たることになった。それを聞いて絶叫マシーンになったのは書くまでもない。フリット、引きが弱ぇ。
もし日本とセネガルの間で抽選となっていたら、日本は長谷部がクジを引いたのだろうか?
そうなっていたら、死神・伊藤優孝を日本から呼び寄せて代理でツモってもらうべき。奴の引きの強さは尋常ではない。
ところで、ポーランドは日本戦の結果に納得したのだろうか? 勝ったし、ちったぁ結果を受け入れたと思われる。
吉田によると、レヴァンドフスキはやる気がなかったそうである。それは助かったな。
レヴァンドフスキが本気を出して、0−2とかで負けていたらと思うとゾッとするわ。
次の相手はベルギーか。ルカクか。
って、不知火の「次の俺の相手は明訓か。山田か」とは重みが全く違う。日本に謳う程の力はねぇ。
ベルギー−イングランドは、ともに主力を温存した。決勝トーナメント進出を確定させていた両チームなら、それも当然と言える。
日本とベルギーのワールドカップでの対戦は2002年以来か。2002年など、ついこの前のようだ。
ビルモッツらの当時のチームと今のチームではチーム力がケタ違い。0−2、0−3で完敗するのは目に見えている。
ベルギーが左ブロックに入ったことで、いよいよもって片肺飛行度が高まった。ベスト8でブラジルとベルギーが当たるのは勿体ない。
決勝トーナメント表にドイツの名前がないのが未だに信じられん。だもんで、昨日、ドイツフリークのムキリョクンから電話で愚痴を聞かされた。
「ドイツは決勝トーナメントで見るもんだと思い、韓国戦は寝てしまった。結果を知って信じられなかった」
ムキリョクンよ。そういう時は、「吐き倒れた」を使うんだよ。「吐き倒れた」を語彙に加えよ。
それにしても、昨日のフジテレビのスタジオにはゲストが多すぎた。そう仲間内のライングループにラインをした。
そしたらマイノリティーが、「1人でうるさい人とか、文句ばかり言っている人よりはいいでしょ(笑)」と返信してきた。
前者は松木、後者はセルジオ越後だな。昨日の試合に対してのセルジオ越後のコメントが知りてぇ。
日本−ベルギーは、マイノリティーが言うところのド深夜の試合。プー太郎の特権としてライブ観戦する予定である…。