大会2日目

 
 プー太郎生活1143日目。

 春夏連覇へ向けて作新学院戦が大きな関門になる…。

 朝日新聞は慧眼だった。とはいえ、大阪桐蔭にとっては負ける展開ではなかった。

 何といっても、柿木の出来が良かった。無駄な四死球が9回の1つだけだったのが好投の要因の1つである。

 柿木は8回裏の2点の追加点で勝ちを意識したのか? それが9回表の1失点を招いたと思われる。

 それにしても、大阪桐蔭は左腕に弱いな。左腕相手に3回から7回までの5イニングで2安打無得点たぁ。

 作新学院の打線が弱かったから1点のリードを守り続けられたものの、左腕対策に大きな課題を残した。

 まあ、それでも入ったブロックの面々からしてベスト8進出は堅い。

 今日のレジェンドの始球式は木村竹志氏であった。そんなもん、リーチ・一発・ツモで石井毅とわかったわい。

 どういう経緯で改名したか知らんが、顔と投げ方は、まごうことなき石井毅であった。第1試合の球審が堅田さんとは、高野連も粋な計らいをするじゃないか。

 しかし、今の球児は、その2人の関係を知るまい。そういうこっちゃいかん。

 甲子園で残した実績では、昨日の松井より石井毅の方が断然上。なにせ、甲子園での成績が14勝1敗だからな。

 テレ朝の100回記念番組で歴代球児の1位に選ばれたのは松井だったと、弟から聞いた。だから、そういうアンケートは嫌いなんだよ。

 1位は桑田か清原だって。甲子園での実績が松井とは雲泥の差じゃないか。

 むろん、そんな番組を見るバカはしなかった。芸能人が数多く出るような番組に用はない。

 その番組でサガン−広陵のイカサマジャッジの場面が流されたそうである。それを見た爆笑問題の太田が、
「あれはストライクだよ」と言っていたと、弟に聞かされた。

 弟も、
「あれは酷いな」と呆れ返っていた。わしは弟に、「あのジャッジは故意ジャッジの極致」と力説した。

 閑話休題。

 今日の第1試合はノーガードの打ち合いになった。これほどの乱打戦もあまり記憶にない。

 多少フォアボールが絡んだものの、エラーは両チームで1つだけだったし、真の打撃戦であった。

 それでも、8回、9回は、2点リードされた山梨学院が三者凡退に終わった。案外、そういうもんよ。

 高知商の打力は本物だったな。明徳義塾の市川など予選で好投手を悉く打ち込んだだけのことはあった。

 今日は打たれたものの、エースの北代は悪くないし、高知商は台風の目になるかもしれん。

 第3試合の実況は太田アナであった。太田アナの実況は、どうしても大相撲での実況と被ってしまう。

 おい、NHK。高校野球のアナと大相撲のアナを棲み分けさせろ。

 第3試合を見て、
「どっちが勝っても大阪桐蔭の相手じゃないな」と思った。ムーミンも、内心ほくそ笑んでいよう。

 甲子園における史上初のタイブレークに吐いた。タイブレークで最後の夏が終わるなんて、負けた高校の球児はハガすぎる。

 わしは、あくまでもタイブレークには反対だ。高野連の石頭どもにはクソを食らわしたい。

 旭川大高の敗因の1つは、8回のレフトのタイムリーエラーである。あれは取らないといかん。

 ただ、その前のレフトのダイビングキャッチはダイレクトタッチだったように見えた。それでか、NHKも1回しかスローモーションを流さなかった。

 そういうミスジャッジは仕方ない。広陵の中井監督の言葉を借りるまでもなく、故意ジャッジは命懸けで戦っている選手への冒涜である。

 明日は智弁和歌山が登場する。大阪桐蔭と戦わずして甲子園を去れまい。

 出典:犬飼小次郎・
「明訓と戦わずして甲子園を去るのか…」

 明日から木曜までクソ雨か。となると、雨だと休むおっさんも大会を楽しめるじゃないか。

 第4試合を見終わってから、明日からの雨に備えて惣菜の買いだめをした。むろん、野菜類の惣菜は0である。
 
 これで後顧の憂いがなくなった。明日以降も大会を心置きなく楽しんだる!

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