さらば、二十股野郎
プー太郎生活1135日目。
「ふっ、哀れだね、どうにも」。
試合終了後、数少ない読売ファンに挨拶する二十股野郎を見て、思わずそう呟いた。
これで二十股野郎とはお別れか。一抹の寂しさを感じたとは、わしも甘いな。
二十股野郎は、現役時代は活躍した。が、二十股野郎の野球人生が幸せだったとは思えない。
不機嫌攻撃のまま読売を逆指名し、無理やり引退させられ、やりたくもない監督を押し付けられた。
それもこれも、二十股野郎に振られた女達の怨念だろう。彼女が20人いたということは、少なくとも19人の女を泣かせたわけだからな。
二十股野郎でよくわからないのは、もう試合がないのに、試合終了直後にメモを取ったことである。
いったい、何をメモったのであろうか? それがルーティンだとは思われる。
肝心の試合であるが、今日は広島の完勝であった。逆に読売は攻守ともボロボロだった。
読売としては、菅野が未登板のまま敗退したのは悔いが残ろう。流れを変えるためにも、今日は菅野で行くべきではなかったのか?
それにしても、広島は強いな。相手が西武でもソフトバンクでも広島が優位ではないか?
何と言っても、選手層が厚いのが強みである。DHが使える試合では、松山か新井がDHと思われる。
それはそうと、解説の山本浩二が嬉しそうでなかったのは、どういうわけだ? もしかして緒方監督に嫉妬しているのか?
それはあり得る。自分の監督時代は不遇だったからな。
ソフトバンク−西武は、ソフトバンクが大勝した。
昨日、今日とも、勝った方は二桁得点か。そんな大味な試合をしているようでは、広島には勝てまい。
レッドソックスがアストロズを4勝1敗で一蹴した。両者の対決は互角と思っていたのだが…。
ワールドシリーズは、インディアンズ、アストロズを圧倒したレッドソックスが制するだろう。何ならワールドシリーズで琴光喜になってもいい…。
明日から関東大会、近畿大会などが催される。今年は、昨年の大阪桐蔭のようなスーパーチームが不在なのがハガい。
明日は、天理−龍谷大平安に注目したい。県大会の結果を見る限り、天理の方がチーム力がありそうだ。
明日の楽しみは、報知新聞の嘆きぶりである。わしが陰湿なのは書くまでもない…。