肉野菜炒め

 
 プー太郎生活1190日目。

 トリミングは、前回と同じ人に当たった。その人が小太郎の担当になったかはナゾである。
 
 小太郎の担当と言えば、今年の2月まで小太郎の担当だったトリマーから退職を知らされたのは、ちょうど1年前である。

 手紙狂騒曲があったが、以来、連絡がないのは書くまでもない。もう会うことはあるまい。

 例によってトリミングの様子をガン見していたら、2時ちょい過ぎにヨークシャーテリアを連れたおばさんが来た。

 トリマーが、
「今日は3mmのカットにしますか? それとも5mmのカットにしますか?」と言ったので驚いた。

 そんな単位でカットするのかよ。相当な器用でないとトリマーにはなれないんだな。

 
「お迎えは6時になります」にも耳を疑った。カットに4時間も要するたぁ。トリマーが如何に重労働かもわかったぜ。

 トリミングで疲れていたが、夕飯として肉野菜炒めを作った。もちろん、デタラメな料理である。

 肉200gに野菜80gか。ある面、黄金比率と言える。

 数年前、職場から歩いて3分ほどの中華飯店で肉野菜炒め定食を注文した際、あまりの肉の少なさに吐いたことがある。

 細切れの肉が2枚しか入ってねぇたぁ、フザケやがってぇ。そんなのは肉野菜炒めじゃねぇ。

 厨房に殴り込みに行こうと思ったが、相手が中国人なので止めた。青龍刀を持ち出してくるかもしれなかったからな。

 以来、その店には行かないことにした。ちょっとしたことをケチって客を失うとはバカな奴らだ。

 今日の夕方、号泣組翁からメールが来た。前の職場での忘年会の誘いが要件のメールであった。

 誘われるうちが華。出席する旨を伝えた。

 いうわけで、年内にあと2回翁と会えることになった。2回とも翁の隣に座ったる。

 さ、これから風呂だ。5分で上がる予定である…。

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