ザトペック初日
プー太郎生活1261日目。
今日は仕事前に散歩した。朝の8時に散歩するなど、記憶にないな。
いつもとは違う時間帯だったことから、近所のダックスフントの老犬と出くわした。
その老犬は十兵衛という。柳生十兵衛から命名したのか?
15歳ということだが、ワンワン吠えていた。15歳で元気というのは素晴らしい。
しかし、小太郎よ、じじぃ犬相手に吠えまくるなよ。老犬を連れていた婆さんも、躾ができていないことに吐いたであろう。
その老犬は、かなりのデブ犬である。ゲンダイに太った犬は寿命が短いと書いてあったが…。
小太郎はアニマルドックで「やや肥満」と診断された。十兵衛は例外くせぇから、やはり力石減量作戦をしないとまずい。
クソ〜。行きの電車では座ることができなかった。
それで運転席の後ろから前面の景色を見ようとしたところ、顎髭を生やした小柄な若造に先を越された。
その若造が西武柳沢を通過した辺りで倒れ込んだので驚いた。それでわしを含めた周りの何人かが緊急停止ボタンを押そうとした。
が、若造は何とか立ち直り、気遣う周りの奴らに「大丈夫です」と言った。本当に大丈夫なのか?
倒れ方と意識がはっきりしていたことからして、脳内出血とかではなく、貧血か過労によることが推測された。
もしその若造がバンドマンだったら、徹夜で作曲とかをしたのかもしれん。
そいつは鷺宮で下車した。駅でしばらく休憩するためか? ともかく、大事にしてくれや。
今日は、終日、ザトペックであった。まじで疲れた。
とはいえ、今日のザトペックは序の口。明日、明後日は本格的なザトペックとなる。
もしわしが過労死したら翁に死に水を取ってもらおう。それなら本望だ。
明日が最大の山となる。山で遭難しないようにしたい…。