大会4日日
プー太郎生活1290日目。
今日は3試合とも接戦になった。なので、それなりに楽しめた。
が、レベルが高かったのは1試合だけであった。どの試合がレベルが低かったかは、ここでは申し上げない。
第1試合では、秋の九州大会で優勝した筑陽学園に注目していた。秀岳館、福岡大大濠、創成館と、ここ3年、九州王者は実力校だったからである。
正直言って、筑陽学園は九州王者としては迫力不足であった。なるほど、多くの専門誌が筑陽学園をBランクとしたわけだ。
試合中、筑陽学園の福岡が樟南で準優勝投手となった福岡の息子と紹介された。高校野球ファンで福岡−田村のバッテリーを知らない奴はいまい。
わしは、福岡−田村は、鹿児島商工という校名だった時の2年生バッテリー時が印象深い。わけても、93年夏の常総学院−鹿児島商工が忘れられない。
鹿児島商工が4回表で4−0とし、福岡が、金子、根本らの強打の常総学院を完璧に抑え込んでいた。が、豪雨によってノーゲームとなってしまった。
その日の晩、「子供達が」と暑苦しく迫る某監督が、「勝つ気がねぇなら茨城に帰っちめぇ」と、意気消沈していたナインに檄を飛ばした。
翌日の再試合では、それに奮起したエース左腕・倉が7回裏に挙げた虎の子の1点を守り、常総学院が1−0で勝ったのであった。
だから、昔話が長いんだよ。もっと簡潔にまとめろ。
話は変わって、筑陽学園のチャンスでの応援が嫌だった。読売応援団のチャンステーマが流れたからである。
それでも、参加校のほとんどが中畑のテーマを演奏していた84〜86年の頃よりは遥かにましであった。そもそも中畑のテーマには音楽センスが感じられなかった。
って、昔話はもういいって。
広陵は、チャンスを再三逃す、エラーが3つも出るという嫌な内容でも、難敵の八戸学院光星にきっちり勝った。
これは、ひとえにエース・河野の好投による。特に8回のピンチで、注目の武岡を力で抑え込んだのは圧巻であった。
八戸学院光星のショート・武岡をアナが、「仲井監督が巨人の坂本や阪神の北條の高校時代よりも上と言っている」と紹介した。
その若いアナは偉い。NHKのアナでも、何かというと読売を「ジャ…」という奴が多いからな。
それにしても、河野のピッチングは見事だった。秋から大きく成長したくせぇ。
まだ明石商と智弁和歌山が登場していないが、河野のピッチングを見て、右ブロックの最有力校は広陵と思った。
それは早計か? わしは短絡的な思考回路の持ち主なんじゃい。
東邦は大型チーム詐欺にはならなかったものの、大型チームらしさは発揮できなかった。相手投手が丹念なピッチングをしていたとはいえ、物足りなさが残った。
相手打線がかわい子ちゃんでなかったら、チームダ打率1位が看板倒れに終わっていただろう。
富岡西の監督がノーサイン野球をやると知って驚いた。
あんだ、そりゃ。明訓の徳川監督じゃねぇぞ。
わしは、ノーサイン野球には懐疑的である。メジャーだって監督が指示を出すしよ。
今日の結果、2回戦で広陵−東邦が顔を合わせることになった。今日の試合を見る限り、広陵の優勢は否めない。
第3試合の東邦−富岡西の解説は杉本さんであった。解説者の中で最後の登場だと思われる。
杉本さんの扱いが随分と悪いじゃねぇか。ラスボスとして登場させたとは思えんし。
相変わらず、杉本さんの解説は明快かつ的確であった。NHKよ、杉本さんをもっと重宝しろ。
日本−ボリビアは、じれったい試合であった。見ていてイライラしたわ。
ボリビアが引きこもりサッカーを見せたので日本が攻め込んだが、攻めが単調で後半に主力を出さざるを得なくなった。
出来が悪かった香川、宇佐美は、今後、代表に呼ばれないのではないか?
フルメンバーでなかったにせよ、今日のような試合をしていたら、ますます代表人気が低下するぞ。
オランダがホームでドイツに負けくさった。絶不調のドイツ相手にホームで何をやっているんだ!
しかも、90分に勝ち越し点を取られるたぁ。オランダの勝負弱さも不治の病だな。
それでも予選落ちすることはあるまい。同じグループの他の3か国がかわい子ちゃん国だからである。
明日の3試合には食指が動かんな。秋の都大会と関東大会の優勝校が登場するのに、そういうこっちゃいかん。
ともかく、明日も9時起きだ。9時起きはハガい…。