大会8日日

 
 プー太郎生活1294日目。

 第1試合があんな試合になるたぁ、
「計算外だよ、玄大佐」。河野の初戦の出来からして、広陵が勝つと思っていたのだが…。

 河野が打たれ、その後に登板したピッチャーも失点を重ねた。中井軍団に肩入れしていただけに、点差が広がる度に吐き度が上がった。

 そして、いつの間にか11時になった。もう家を出ないと光が丘公園に12時集合というのに遅れる。

 光が丘駅には12時前に着いた。が、それからは失態の連続であった。

 まず、公園までの道を間違えたのである。去年はちゃんと行けたのに、どういうこっちゃ? 

 後で地下鉄の出口を誤ったことを知った。クソ〜、案内板を確認するんだったわ。

 公園に着くことには着いたが、集合場所とはあさっての方向だった。それでムキリョクン&書記長と電話で何度もやり取りするハメになった。

 出会えたのは、駅に着いてから40分後であった。携帯がない時代だったら、絶対に会えなかったであろう。

 小太郎を入れたケージを持って歩き回っていたことで汗だくになった。なので、コートを含めて上着を3枚脱いだ。

 上着は手に抱えていたのだが、いつの間にかコートを落とした。それに気がついたのは、花見を終えた時であった。

 時、すでに遅し。遺失物を扱っている所に届いていなかった。

 安物のコートだったことが救いである。コートはまだ2着あるし、買う予定はなしだ。

 結局、わしのドジのせいで花見は約1時間遅れで始まった。ホント、迷惑を掛けたわ。 

 ムキリョクン夫妻が小太郎を散歩させたいというので、エチケット袋を持たせた。

 ムキリョクン夫妻は15分ほどで戻ってきた。帰って来るなりムキリョクンが、
「小太郎がいきなりドデカイうんこをした」と愚痴った。

 言っとくが、それはわしのせいではないぜ。しかし、相変わらずムキリョクンは引きが弱いな。

 花見自体は楽しかった。恒例行事になりそうだ。

 来年は道に迷うことはあるまい。って、当たり前だ。

 コートをなくしたショックからか、所沢駅で番線を間違えてしまった。おかげで1本乗り損ね、10分をロスした。

 このロスタイムも痛かった。なにせ、第1試合の途中から録画しているからな。

 それにしても、高校野球は怖い。実力差はほとんどないのに、一旦、相手に流れが行ってしまうと大差になってしまう。

 ただし、第2試合は実力通りだったと思う。大分には悪いが、最初から勝ち目はなかった。

 第3試合の2時間近い中断は選手や応援団にはクソハガかったが、わしにとっては有難かった。

 録画したのを早送りしながら見ていたこともあって、途中でライブ中継に追いつけたからである。

 その中断の間にアナと解説の大矢さんはクソに行ったと思われる。中途半端な中断でなくて良かったな。

 第3試合は、点差以上の実力差であった。智弁和歌山とすれば、15安打で5点というのは不満ではあろうが。

 やはり智弁和歌山の打力は、昨年のチームより見劣りする。そう書いては見も蓋もないことはわかっとる。

 これでベスト8が出揃った。わしの予想は4校当たった。

 龍谷大平安、筑陽学園、明石商、智弁和歌山。

 明日の準々決勝を予想したい。勝ち上がるのは、習志野、明豊、東邦、明石商か? 

 ここで、ひねくれ者ならではの願望を書きたい。

 市立和歌山よ、習志野に勝ってくれ。習志野の優勝は見たくねぇ。

 あに? ヤクルトが1安打完封負けだと? 

 おい、おい、おい。
「ああ多負マン」に逆戻りは勘弁してくれよ。

 広島−読売は、録画再生途中で見るのを止めた。読売の先制の2点が疑惑のジャッジで出塁したランナーの生還だったからである。

 そういう流れだと勝てないのは、クソほど野球を見てきたから予見できる。そしたら案の定だった。

 しまった。菊池雄星のアメリカでのデビュー戦を録画するのを忘れた。そういうこっちゃいかん。

 鬼打線のレッドソックス相手に好投したのか。それでも勝利投手になれなかったのは、マリナーズがクローザーのデービスを放出したからだ。

 ったく、マリナーズのGM、使えねぇ。優勝する気があるとは思えん。

 明日は、もう準々決勝。早すぎる。

 選抜ロスの準備はできとる…。

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