選抜優勝校の夏の結果

 
 プー太郎生活1379日目。

 ティップネスから帰宅して郵便箱を開けたら、ヨドバシカメラからの
「報知高校野球」7月号があった。

 メール便にしたのは正解であった。宅配業者に対応するのは、うざったいからな。

 
「報知高校野球」7月号は予選展望号である。報知新聞はクソだが、「報知高校野球」予選展望号は、毎年買っている。

 「報知高校野球」は他の雑誌より取材が丹念だし、よくまとまっているからである。報知新聞の親玉の読売新聞も、まともに報道しろや。

 
「報知高校野球」7月号の表紙は、大船渡の佐々木である。佐々木が今年の夏の最大の目玉であろう。

 しかし、甲子園出場は難しいと思われる。岩手には、盛岡大付、花巻東の2強が君臨しているからである。

 
「報知高校野球」も、大船渡をかわい子ちゃん扱いはしていないものの、優勝候補には挙げていない。

 「報知高校野球」には、ザっと目を通した。詳しくは明日の日記に書きたい。

 今年の予選展望号で意外だったのは、東邦の春夏連覇を全くと言っていいほど話題にしていないことである。

 確かに、東邦の春夏連覇の可能性は数%程度であろう。わしは、地区予選での敗退もあると思っている。

 ここで、選抜優勝校の夏の結果を振り返りたい。

 年  選抜優勝校  結果
 1976年  崇徳 3回戦敗退
 1977年  箕島 地区予選敗退
 1978年  浜松商  地区予選敗退
 1979年  箕島  優勝
 1980年  高知商  2回戦敗退
 1981年  PL学園  地区予選敗退
 1982年  PL学園  地区予選敗退
 1983年  池田  準決勝敗退
 1984年  岩倉 地区予選敗退
 1985年  伊野商 地区予選敗退
 1986年  池田 1回戦敗退
 1987年 PL学園 優勝
 1988年  宇和島東 地区予選敗退
 1989年 東邦 初戦敗退
 1990年 近大付 地区予選敗退
 1991年 広陵 地区予選敗退
 1992年 帝京  初戦敗退
 1993年 上宮 地区予選敗退
 1994年  智弁和歌山 地区予選敗退
 1995年  観音寺中央  2回戦敗退
 1996年  鹿児島実  準々決勝敗退
 1997年 天理  地区予選敗退
 1998年  横浜  優勝
 1999年  沖縄尚学  3回戦敗退
 2000年 東海大相模  地区予選敗退
 2001年  常総学院  2回戦敗退
 2002年  報徳学園 初戦敗退
 2003年 広陵  2回戦敗退
 2004年 済美  準優勝
 2005年 愛工大名電  初戦敗退
 2006年 横浜  初戦敗退
 2007年 常葉菊川  準決勝敗退
 2008年 沖縄尚学 地区予選敗退
2009年 清峰 地区予選敗退
 2010年 興南 優勝
 2011年 東海大相模 地区予選敗退
 2012年 大阪桐蔭 優勝
 2013年 浦和学院 初戦敗退
 2014年 龍谷大平安  初戦敗退 
 2015年 敦賀気比 2回戦敗退
 2016年 智弁学園 2回戦敗退
 2017年 大阪桐蔭 3回戦敗退
2018年 大阪桐蔭 優勝 
2019年 東邦   ?


 ほぉー。ここ7年は、選抜優勝校は夏の大会も出場しているのか。

 選抜優勝校が夏の大会に出て来ると盛り上がる。朝日の記者座談会も、選抜優勝校が話題の中心となる。

 表を見ると、43校中16校が地区予選で敗退している。だいたい3校に1校の割合か…。

 この16校のうちで目を引くのは、81年と82年のPLである。選抜で恐ろしいまでの勝負強さを見せたのに、大阪予選で伏兵に足元をすくわれた。

 この2年連続の敗退で、中村監督はクビ寸前まで行ったそうである。それで、83年は、腹をくくって1年生の桑田と清原を抜擢したという。

 どんなに優れた選手でも1年生をレギュラーにしないのはPL学園の不文律であった。

 中村監督は、それを破ってまで賭けに出たわけだ。その賭けの結果については書く必要はあるまい。

 選抜優勝校は予選を突破しても、早期敗退の例が多い。それは、甲子園ではよりマークがきつくなるからであろう。

 それでも76年の崇徳の敗退は、今もって信じられない。やはりエース・黒田の発熱というアクシデントが響いた。

 76年の崇徳が如何に強かったかは、77年の記者座談会の冒頭で窺える。

 司会:
「今年は、去年の崇徳のような超A級のチームは存在しないが…」

 こうしてみると、大阪桐蔭の2回の春夏連覇がとんでもない偉業であるかがわかる。

 それが、つまんねぇ金足農の快進撃で扱いが小さくなってしまった。だから、わしは強豪激突が見たいんだよ。

 
「報知高校野球」を流し読みしてから、夕飯を食った。今日は豚丼であった。


 明日は、豚肉3日目。焼きそばだから、それほど豚肉攻撃という感じにはなるまい。

 明日で1パック使い切っても、豚肉がまだ5kgもありくさる。何とかしてくれ。

 こうしてみると料理ができないのがハガい。せめてカレーか豚汁が作れたらいいのだが…。

 もしかしたら、近日中にカレー作りに挑戦するかもしれん。うまくできっこねぇ!

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