営業マンに負ける
プー太郎生活1395日目。
メジャーのオールスターゲームは途中までライブで見ていたが…。
このところのオールスターのメンバーは、80年代、90年代に比較して小粒感が否めん。
グウィン、サンドバーグのオールスター史上屈指の1、2番。
ケン・グリフィー・ジュニア、フランク・トーマス、アルバート・ベルの黒人クリーンアップ。
ボンズ、マグワイア、ソーサの薬物クリーンアップ。
そういう、「これぞ、オールスター」というラインアップは、近年、記憶にない。だから、今日もそれほど力が入らなかった。
クソ〜。「ア・リーグが勝つかナ・リーグが勝つか」で、競馬がヘタクソな奴と勝負しておくんだった。
そしたら、奴の競馬バブルは完全に崩壊したのによ。わしも、まだまだ甘い。
甘いといえば、朝日新聞の営業マンに負けてしまった。
散歩から帰ったところ、食らいつかれ、8月からの3か月間、朝刊だけを取ることになったのである。
「33歳の新人なんです」
「(帽子を取って)剥げていて、すいません。もう完治したのですが、抗癌剤の副作用でして…」
「僕、朝から嫌われまくっているんです」
「話を聞いてくれる人は滅多にいないので有難いです」
「3か月の最短だけでも構わないですから。夕刊抜きでいいです」
「それでも取っていただかないと成績にならないんです。1件当たりの歩合が2500円でして、なんかと成績を上げたいんです」
「ヤクルト戦のチケットやペットフードのサービスがあります」
「僕も犬を飼っているんです。フレンチドッグ、今、生後3か月です(スマホの写真を見せられる)」
3か月だけ、それも甲子園大会の記事が載る8月からなら、まあいいか。無洗米をくれるということだしよ。
「無洗米」>「すでに死んでいるヤクルト戦のチケット」だ。
もし、これが読売新聞の勧誘だったら、どんな泣き落としでも断っていたところである。
いや、泣き落としをされる前に、「アンチ巨人なので」と言って門前払いだ。むろん、日経と産経も絶対に取らん。
悲惨だな、悲惨だな、悲惨だな。栃ノ心のことである。
今は、もう何をやっても勝てない状態になっているように見える。麻雀で言えば、切る牌が全て当たり牌に思える状態だろう。
これは、今場所、1勝もできないぞ。大関が全敗というわけにはいかないから、途中で出前を取ることになると見た。
話は戻って、もう朝日の営業マンは来ないか? いや、それこそ甘い見通しだな。
今回の成功体験を忘れるはずがない。半年後とかに再訪があろう。
が、もう負けん。新聞はゲンダイだけで十分だ。
弟には、このことを言うまい。どやされるに決まっているからな。
それにしても、てめぇの甘さに嫌になるぜ。その分、麻雀は激辛流に徹する。
しかし、この失費は「計算外だよ、玄大佐」だ…。