圧巻のリベンジ
プー太郎生活1397日目。
村田の王座奪還は難しいと思っていた。ボクシングでは1度負けた相手には恐怖感を持つというからである。
が、今日の村田は、これまでのボクサー型からファイター型にモデルチェンジして下馬評を覆した。
香川照之がアホみたいに興奮していたのもわかる猛烈なファイティングスピリッツだった。
相手も、村田の変貌ぶりに面食らったのではないか? それと、前回、完勝している慢心もあったように思う。
そもそも試合前にあんなに笑顔を見せてはダメよ。そこに驕りを感じた。
これまで日本のボクシング史上で、世界タイトルを取られた相手から奪還したのは輪島功一と徳山だけであった。
それだけ今回の村田のミッションは成功率が低かったわけだ。本当によく勝ったものである。
ここで輪島功一の話をしたい。
輪島が凄いのは、2度タイトルを取り戻していることである。1度目は‘ショットガン’・アルバラードから、2度目は柳済斗からであった。
柳済斗との再戦の熱気は凄まじく、輪島が最終回にKОした時の場内の盛り上がり方は異常だった。
それだけ柳済斗は嫌われていたのである。というか、韓国人ボクサーは目の敵にされていた。
それと、あの頃は、皆、熱かった。今は国民全体が妙に冷め、それと同時に劣化してしまった。
ティップネスに向かう途上、ティップネスが入っているビルの正面で共産党候補の演説が始まろうとしていた。そして、共産党員がビラを配っていた。
当然、もらった。多くの人間はスルーしていたがな。
いつもティップネスの入り口で一緒になるおっさんは、ビラを受け取ったわしを見て、どう思ったであろうか?
共産党支持者と思われても構わねぇ。実際、今度の参議院選挙でも共産党候補に入れるしよ。
それにしても、共産党候補の吉良よし子さんは美人だ。言っとくが、それで投票するわけではないぜ。
参議院選といえば、村田の試合の途中で自民党のCMが入ったのにキレた。安倍のツラが映った瞬間、チャンネルを変えたのは書くまでもない。
最高権力者が希代のバカというのは、その国民の民度の低さを如実に示している。しかも、そのバカが6年半もその座にいるというのだから…。
金さえあれば、日本を脱出しているところだ。そうしたら高校野球が楽しめなくなるが…。
栃ノ心が今日から休場となった。って、遅ぇよ。
やはり膝の状態が良くないのか。もう完治しないというし、下手したら来場所で引退かもしれんな。
オールスターゲーム? 読売が独走で首位を折り返した年は見ないことにしている。
だから、わしは、昨日や今日のアンチ読売ではないんじゃい。
しかも、今日はアナが読売ファンの金太郎アメのテレ朝の中継。ボクシングがなくても、そんな中継に用はない。
明日から世間は3連休か。わしは365連休だ。
明日から3日間は1円も使わない予定である。それって、「ふっ、哀れだね、どうにも」なのだろうか?
そうだと思われる…。